青山 周平(41=伊勢崎)
全国ランクS級1位
SG20冠の現役最強レーサー。昨年は史上4人目となるSGダブルグランドスラムを果たした全日本選抜と、年末の頂上決戦SS王座決定戦でSGタイトルを獲得。25年の賞金王とMVPに輝いた。GI戦の優勝回数32度は歴代単独トップを独走している。世代交代が急速に進行しているが、最強戦士はNo.1の座を譲らない。今年2度目のSG制覇に照準を合わせる。
黒川 京介(28=川口)
全国ランクS級2位
青山周平、鈴木圭一郎の後継者として注目される次世代の若手リーダー格。一昨年の日本選手権でSG初優勝。昨年は120勝をマークして、年間最多勝利数の新記録を塗り替えた。現ランクでは、青山に次ぐ実質ナンバー2の地位を確保。抜群のダッシュ力と快速を生かして、勝ち星を量産している。川口地区の新エースが、自身2度目となるSG制覇を目標に置いて一戦必勝の精神で戦い抜く。
鈴木 圭一郎(31=浜松)
全国ランクS級3位
常に努力を惜しまず進化を続ける天才レーサー。一昨年4月に、前人未到となる18連勝の新記録を樹立。昨年8月に、史上7人目となるSGグランドスラムを達成。そして、今年6月4日にはデビュー最短&最年少で通算1000勝に到達した。歴史に残る偉業を成し遂げても、鈴木にとっては通過点に過ぎない。決戦を目前に控えて、マシンを入念にチェックする。
佐藤 励(26=川口)
全国ランクS級4位
新たな時代の主役を務める若手有望株。ロードレース出身で潜在能力は高く、新人の当初から将来を嘱望されていた。昨年は2度のSG戦を制覇。今年4月のオールスターでは、雨走路の戦いを制して大会2連覇を飾った。近況はマシンが折り合わず、苦戦が続いている。ストイックな令和のニューヒーローが、自身4回目の栄光に向けて躍動する。
金子 大輔(46=浜松)
全国ランクS級5位
トータルでバランスが取れている29期生の実力派。混戦の突破力に定評があり、先行逃げ切りが主流の現代オートでは貴重な存在。一昨年の全日本選抜では、9年ぶり3回目となるSG戦の優勝を飾った。昨年末のSS王座決定戦で2着に入線するなど、大きなステージでも常に活躍している。課題のスタート力を強化して首位争いに参加する。
篠原 睦(49=飯塚)
全国ランクS級6位
4人のSGタイトルホルダーを生み出した26期生の中でも、トップクラスの実力を持続。雨走路の戦いとなった21年のオートレースグランプリで、涙のSG初制覇を飾った。翌22年には史上29人目の通算1000勝を達成するなど、キャリア面は申し分ない。近況は、特にミッドナイトで勝ち星を積み重ねている。速攻力を駆使して、大舞台でも最後まで全力を尽くす。
荒尾 聡(45=飯塚)
全国ランクS級7位
SG5冠を誇る西日本地区のトップ選手。全国屈指の雨巧者としても実績がある。イン主体の走法で数々のドラマを演出してきた。年末のSSトライアル戦には22大会連続で出場。昨年はSS王座決定戦を含めて、2度のSG戦で優出している。地元開催となった今年4月のSGオールスター優勝戦で落車負傷(他落)して、先月中旬から実戦に復帰。機力をレベルアップして勝負強さを発揮する。
長田 稚也(25=飯塚)
全国ランクS級8位
将来の西日本地区エース候補として期待される若手ホープ。山陽所属でS級の恭徳選手は実兄。力強く先行車を突破する攻撃型のタイプ。26年は、すでに3度のGI戦を含む4度のグレード戦を制覇。とにかく、リズムに乗っている。今年2月の全日本選抜では、自己最高順位となるSG優勝戦で3着に入線。新たなテーマを設定してチャレンジが始まる。
佐藤 摩弥(34=川口)
全国ランクS級9位
「サトマヤ」の愛称で人気を集める、女子No.1レーサー。これまでも業界に大きく貢献してきた。全国屈指のダッシュ力を駆使して、昨年は5度のうち3度のSG戦で優出。2年連続で年末のSS王座決定戦に進出を果たした。今年2月のSG全日本選抜でもベスト8入りを決めるなど、SG優勝戦には欠かせない存在となっている。26年の後半戦も女王の動向から目が離せない。
中村 雅人(45=川口)
全国ランクS級11位
全国屈指のレース巧者として選手間でも評価が高く、これまで数多くの名勝負を刻んできた。内外自在の的確なハンドルワークは誰もが称賛する。グランドスラムを達成した16年のオートレースグランプリ以来、勲章から遠ざかっている。昨年は2度のSG戦で優出。完全復活を待ち望む熱狂的なファンの前で、健在ぶりをアピールする。
高橋 貢(55=伊勢崎)
全国ランクS級12位
SG21冠など輝かしい実績を残してきた、オートレース界のレジェンド。今年5月の伊勢崎ムーンライトチャンピオンカップで、復活のGI制覇を果たした。若手の台頭が著しい中で、モチベーションを保って一線級で戦い続ける。勝負どころを見極める、芸術的なハンドルさばきは健在。「絶対王者」は豊富な経験を生かして、ホームバンクの決戦に立ち向かう。
鈴木 宏和(39=浜松)
全国ランクS級15位
軽量を生かした全国トップ級のスタート力を武器に、大きな舞台でも毎回のように見せ場を作っている。一昨年は4度、昨年も3度のSG戦で優出を果たし、SGファイナルの常連として台頭。この大会では、23年から3年連続でベスト8入り。課題となる後半のスタミナも改善してきた。すでに頂点をえる位置に付けている。ミクロ戦士が機動力を駆使して初のSG制覇を目指す。
早川 清太郎(44=伊勢崎)
全国ランクS級17位
人気と実力を兼ね備える伊勢崎地区3強の一角。過去にGI戦は、通算10度の優勝経験がある。SGでは優勝戦2着が5度(優勝は全て青山周平)と、あと1歩のところで涙をのんできた。「銀メダル」ではなく目指すのは頂点のみ。無冠の帝王を返上できるか。悲願のSG初制覇を目指して、声援を送る地元ファンに感謝を込めて走り続ける。
松尾 啓史(47=山陽)
全国ランクS級26位
山陽地区の主力級として、S級上位ランクに定着している。追い上げ型でクレバーな展開の読みと、自在性あるハンドルワークは一級品。GI戦では、過去に3度の優勝実績がある。近況は低迷していて、22年のSS王座決定戦を最後にSG戦の優出がない。まずは、スタート力を安定させることが最優先。冷静な立ち回りで上位進出のチャンスを狙う。
新井 日和(23=伊勢崎)
全国ランクS級28位
将来のオートレース業界を担う、女子アイドルレーサー。持ち味のダッシュ力を生かして、近況は最高ハンデに定着。いつも全国のファンに明るい話題を提供する。26年度前期適用ランクでは初めてS級に昇格。ビジュアルだけではなく、戦力面でも着実に成長を続けている。ポスト佐藤摩弥の最有力候補が、地元SG戦でスポットライトを浴びる。
福岡 鷹(26=飯塚)
全国ランクA級125位
飯塚地区から誕生した若手スター候補。精鋭の多い37期生の中でもトップ級の評価をされている。現No.1の青山周平も、そのセンスの高さを認める。まだ粗削りな部分もあるが、ダイナミックな新戦力には無限の可能性を感じる。今年1月から待望の1級車に乗り替わり、さらに戦力はアップ。6度目のSG戦にチャレンジする逸材が、さまざまなハードルを乗り越えて旋風を巻き起こす。