ラ・ピスタ新橋 PRESENTS SG第36回スーパースター王座決定戦 注目選手

川口

鈴木圭一郎(27=浜松)

優先順位1位。7大会連続7回目。SG第40回オールスター・オートレース、SG第53回日本選手権オートレース優勝。(浜松地区競走成績第1位)。
昨年はSGの優勝戦で勝ち切れなかったが、今年は4月川口のオールスターと11月地元浜松の日本選手権の2度SGタイトルを獲得した。エンジン状態は高いレベルにある。特に、11月の山陽若獅子杯の優勝戦では完調宣言が出た。業界最速のスピードを誇る若き天才レーサーが、5年ぶりの優勝と3年ぶりのMVPに向けて、ノンストップで駆け抜ける。

青山周平(37=伊勢崎)

優先順位2位。9大会連続9回目。SG第35回全日本選抜オートレース優勝。(伊勢崎地区競走成績第1位)。
4期連続全国ランク1位のオートレース界NO・1レーサーが、大会3連覇へ向けて始動する。今年9月に飯塚の全日本選抜を制して、SGグランドスラムを達成した。常に結果を残し、妥協を許さない走りでファンからの信頼は厚い。「最強戦士」が3年連続MVP&賞金王を狙って、宿敵・鈴木圭一郎とのデッドヒートに挑む。

荒尾聡(40=飯塚)

優先順位3位。18大会連続18回目。SG第34回全日本選抜オートレース優勝。(飯塚地区競走成績第1位)。
数多くのドラマを演出してきた西日本のエースが、年末に向けて本格化する。今年最初のSG開催となった浜松全日本選抜では、青山周平を逆転して優勝した。全国トップクラスのスタート力と雨実績を誇る。ここ一番の勝負強さは天下一品。打倒・青山、鈴木で高速戦に挑む。17年以来のシリーズ制覇へ向けて、一歩も引くつもりはない。

篠原睦(44=飯塚)

優先順位4位。2大会連続5回目。SG第25回オートレースグランプリ優勝。
今年8月の伊勢崎オートレースグランプリで、雨走路の戦いを制し悲願のSG初優勝を飾った。速攻派として知られ、課題は後半のスタミナ。26期生で12月3日に川口オートレース場で殉職した黒岩明とは同期。人一倍、オートレースに真剣に取り組んだ天国の仲間のためにも、全力投球で5日間を駆け抜ける。

永井大介(44=川口)

優先順位5位。14大会連続18回目。
SG15冠、ダブルグランドスラムなど数多くの輝かしい実績を残してきた。コーナースピードを生かした独走力は健在。高速戦で青山、鈴木に力負けしないのは、この男だけかもしれない。12年連続で決定戦に出場していたが、昨年でストップしている。新たな気持ちで、まずはベスト8進出を目標に掲げる。18年以来のシリーズ制覇を目指す。

伊藤信夫(49=浜松)

優先順位6位。2大会連続13回目。
20年の伊勢崎オートレースグランプリで約13年ぶりのSG優勝を果たしたが、今年は思ったような活躍ができなかった。試行錯誤しながら整備に取り組んでいる。50歳に近づき出場メンバー中で最年長となるが、スピードの衰えは感じさせない。豊富な経験を生かしてエンジンを仕上げ、パワー全開で年末の決戦を迎える。

金子大輔(41=浜松)

優先順位7位。12大会連続13回目。
今年は8月の伊勢崎オートレースグランプリ(5着)と11月の地元浜松日本選手権(4着)の2度SG優出。グレードレースの優勝はなかったものの、S級上位として最低限の仕事は果たした。優勝を目指すには、まず課題のスタートを安定させたい。攻撃力には定評があるだけに、マシンが仕上がれば、上位進出が狙える。

黒川京介(23=川口)

優先順位8位。初出場。
今年は4月の川口オールスター(湿走路で3着)と9月の飯塚全日本選抜(8着)の2度SG優出を果たし、大舞台の出場権を手にした。選手として着実にステップアップしており、初のトライアル出場に胸を躍らせる。全国トップクラスの強豪との戦いにチャレンジする。将来のオートレース界を担う地元の若手スター候補に期待は高まる。

若井友和(47=川口)

優先順位9位。3大会ぶり8回目。
支部長としてさまざまな責務がある中で、しっかりと車券に貢献する姿に感動を覚える。全国屈指のインファイターとして知られる。今年は2月の浜松全日本選抜(8着)と8月の伊勢崎オートレースグランプリ(4着)の2度SG優出を果たした。地元のリーダーが、年末の決戦に向けて気迫あふれる走りで立ち向かう。

佐藤摩弥(29=川口)

優先順位10位。3大会連続3回目。
不動の女子NO・1レーサーだが、今年は苦しい戦いが続いた。4月の地元SGオールスターで優出(濡走路で4着)したが、それ以外では満足な結果を残せなかった。全国屈指のダッシュ力を武器にして大会を盛り上げる。多くのファンが「サトマヤ」の元気な走りを待ち望んでいる。マシンを立て直して、3年連続の決定戦進出を目指す。

木村武之(44=浜松)

優先順位11位。3大会ぶり14回目。
浜松のスピードスターが大舞台に戻ってきた。今年2月に地元SG全日本選抜で優出(6着)したが、グレード戦の優勝は果たせなかった。10月20日、浜松オートレース場で史上26人目となる通算1000勝を達成して殿堂入り。SGの優勝は13年の日本選手権から遠ざかっている。潜在能力が高く破壊力は抜群。頂点を目指して果敢にトライする。

中村雅人(40=川口)

優先順位12位。15大会連続15回目。川口地区競走成績第1位。
2月浜松と9月飯塚の全日本選抜で2度SG優出を果たしたが、いずれも優勝争いには加われなかった。 この大会は10年にSG初優勝を決めた思い出のシリーズ。13年にも制して、その後16年の伊勢崎オートレースグランプリでSGグランドスラムを達成している。混戦を自在にさばくテクニックは選手間でも評判。ストイックかつ冷静な男が、必ず見せ場を作る。

有吉辰也(45=飯塚)

優先順位13位。2大会連続8回目。
西日本のレース巧者が、決戦へ向けて準備を進める。永井大介、若井友和、森且行らのスター軍団「華の25期」の中でもセンス抜群と評された。今年3月に川口で行われた開設記念では、青山、鈴木の2枚看板を破って通算14度目のG1制覇を決めた。川口バンクとの折り合いも良く、マシンが仕上がれば上位争いに浮上する。

早川清太郎(39=伊勢崎)

優先順位14位。6大会連続8回目。
伊勢崎の人気レーサー。18、19年にSG優出2着が4度(優勝は全て青山周平)ある。今年の前半は調子が上がらなかったが、9月の地元ムーライトチャンピオンカップでは、宿敵・青山を破ってG1戦9度目の優勝を飾った。あくまでも挑戦者のスタンスだが、本番を迎えれば闘争本能にスイッチが入る。悲願のSG初制覇へ、完全燃焼する。

佐藤貴也(36=浜松)

優先順位15位。2大会ぶり7回目。
欠場となった重富大輔の代わりに出場する。抜群のダッシュ力と、果敢なインさばきが持ち味の浜松を代表するファイター。キャッチフレーズの「ベットオンミー」のポーズでファンから愛されている。9月の飯塚SG全日本選抜で優出(5着)している。闘志を前面に出す走りでシリーズを盛り上げる。

佐々木啓(48=山陽)

優先順位16位。3大会連続8回目。山陽地区競走成績第1位。
山陽を代表するトップレーサー。昨年は決定戦に進出して結果は5着。今年は2月の浜松SG全日本選抜で優出(5着)している。内外自在のハンドルさばきに定評あるが、近況の状態はあまり良くない。全体的なバランスが取れていて、高い能力を秘めている。大一番へ向けての課題は、エンジンの底上げとスタートの強化。

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