オッズパークpresents SG 第38回全日本選抜オートレース 注目選手

浜松

鈴木 圭一郎(30=浜松)

全国ランクS級1位
業界最速のスピードを誇る天才レーサー。昨年4月に、前人未到の18連勝を達成。10月31日には、夢の年間100勝(出走125回)に到達した。最終的には114まで勝ち星を伸ばし、24年の賞金王にも輝いた。常に努力を惜しまず、冷静な立ち回りで進化を続けている。16度目のSGタイトル獲得に向けて、評判の整備力でマシンを完調に仕上げる。

青山 周平(40=伊勢崎)

全国ランクS級2位
SG17冠を誇り、昨年のSGは、4月のオールスターと8月のオートレースグランプリを制覇。11月の日本選手権の優勝戦と年末のSS王座決定戦でも2着に入るなど、常にSGの優勝戦で首位争いを演じた。また、一昨年を上回る自己最多の年間98勝をマーク。多くのファンから絶大な信頼を得ている。25年最初のSG戦に全開モードで突き進む。

金子 大輔(44=浜松)

全国ランクS級3位
29期を代表する実力派として、現ランクでは鈴木、青山に続くS級3位にランクイン。混戦の突破力に定評があり、先行逃げ切りが主流の現代オートでは貴重な存在だ。昨年の全日本選抜では「2強」を破って、9年ぶり3度目となるSG優勝の栄冠を勝ち取った。今年1月にGIIウィナーズカップを制すなど、近況も高い水準の戦力をキープ。課題のスタートを強化して、大会2連覇を狙う。

有吉 辰也(48=飯塚)

全国ランクS級4位
全体的なバランスが取れていて総合力は高い。昨年2月の全日本選抜と4月のオールスターでSG優勝戦3着に入るなど、中堅世代に差しかかって安定感は増している。「華の25期」の中でも養成所時代から天才と称され、過去に3度のSG戦を制している。24年度後期適用ランクでは、3期連続5度目の飯塚地区1位に輝いた。西日本地区の代表格として平常心で勝負に挑む。

荒尾 聡(43=飯塚)

全国ランクS級5位
SG5冠を誇る西日本地区のエース格。ここ一番の勝負強さに定評あり、全国屈指の雨巧者としても実績を残している。これまで、数多くのドラマを演出してきた。昨年は、全日本選抜と日本選手権でSGの優出(いずれも6着)を果たした。それでも、ポテンシャルを考えると不本意な結果。新たな目標に向かって、最大限のパフォーマンスで反撃を開始する。

佐藤 貴也(39=浜松)

全国ランクS級7位
度胸満点の走りで人気を集めるインファイター。18年のオールスターで、SG初制覇を飾っている。サービス精神旺盛で、レース前に勝利を誓う「ベットオンミー」のフレーズは有名。常に最善を尽くすスタイルは、多くのファンから支持を得ている。強気な性格で、どんな相手に対しても真っ向勝負を挑む。一戦必勝の精神で、地元SG戦を盛り上げる。

中村 雅人(43=川口)

全国ランクS級9位
全国屈指のレース巧者として、選手間でも評価が高い。これまで、数多くの名勝負を刻んできた。混戦を突破するテクニックは天下一品。玄人好みのレースで魅了している。16年のオートレースグランプリで、SGグランドスラムを達成。それ以来、SG優勝から遠ざかっている。完全復活を待ち望むファンも多い。気持ちをリセットして、今年は本来の能力を発揮する。

黒川 京介(26=川口)

全国ランクS級10位
将来のオートレース界を担う若手代表格。世代交代が加速する中で、ポスト青山周平、鈴木圭一郎の最有力候補に挙げられる。地元開催となった昨年11月の日本選手権では、青山との直接対決を制して念願のSG初制覇を果たすなど、24年は飛躍の1年となった。全国屈指のダッシュ力を武器に、「2強」に対しても互角の勝負が期待できる。

佐藤 摩弥(32=川口)

全国ランクS級11位
女子NO.1レーサー。「サトマヤ」の愛称で多くのファンから慕われている。一昨年の日刊スポーツ・キューポラ杯で、女子初のGIタイトルを獲得。昨年は、5つあるSG戦で4度優出。4月の飯塚オールスターでは、2大会連続で優勝戦2着と大健闘した。自身3度目のSS王座決定戦にも進出するなど、充実したシーズンとなった。夢のSG制覇に向けて女王の挑戦は続く。

佐藤 励(24=川口)

全国ランクS級12位
次世代のスター候補として期待度は高い。22年の山陽GII若獅子杯争奪戦で、デビュー最速グレードレース優勝記録を更新。これまで3度グレード戦を制している。24年度後期適用ランクで、自己最高位のS級12位に昇格。昨年末のSSシリーズ戦では連覇を達成した。実戦を積み重ねて、着実にレベルアップ。スケールの大きい新戦力に、25年は大ブレークの予感がする。

松尾 啓史(46=山陽)

全国ランクS級13位
山陽地区を代表するレース巧者。常にS級上位ランクに定着している。追い上げタイプで、コーナーワークを生かした自在性あるレース運びは一級品。昨年は低迷して、SGの優出を果たせなかった。まずは、スタートを安定させることが最大のポイント。機力が折り合えば、トップクラスの戦力が見込める。冷静沈着な立ち振る舞いで上位争いに食い込む。

鈴木 宏和(38=浜松)

全国ランクS級15位
軽量を生かした全国トップ級のスタート力が最大の特徴。記念戦線でも、優勝戦の常連として頭角を現している。昨年12月の飯塚GI開設記念レースで、念願のグレードレース初制覇。年末のSS王座決定戦にも進出するなど、24年はSG戦で4度優出を果たした。課題は濡走路の克服と後半のスタミナになる。機動力を発揮して、一気に頂点を目指す。

伊藤 信夫(52=浜松)

全国ランクS級19位
平成の前半あたりをピークに、浜松不動のエースとして活躍した名レーサー。99年のSG優勝戦でマークした、脅威の上がり3秒284の日本レコードタイムは現在も破られていない。20年のSGオートレースグランプリでは、大きなけがを乗り越えて復活Vを決めた。スピードの衰えを感じさせない遠州のベテランは、豊富な経験を生かして真剣勝負でレースに取り組む。

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