【日刊提供】青山周平が通算18度目のSG制覇「最高です!」/浜松

浜松

通算18度目のSG制覇を飾り優勝杯を掲げる青山周平(撮影・柴田隆二)

青山周平(40=伊勢崎)が2周3コーナーで先頭に立って押し切り、完全優勝を果たした。

SGは通算18度目の制覇で、大会としては2度目の優勝。高橋貢、永井大介に続く史上3人目のSGダブルグランドスラムも達成した。これで暮れのスーパースター王座決定戦トライアルの出場権も獲得した。2着にはトップスタートで逃げた鈴木宏和、3着に金子大輔が入った。佐藤摩弥は4着にとどまった。

安定した走りで、青山周平があっさりと自身SG5度目の完全Vを成し遂げた。スタートで鈴木宏に行かれたが、うまく2番手で出られた。

「スタートはまずまず切れたと思ったけど、鈴木宏和くんの方が1車身以上、前にいたので、まだまだ練習が足りないな、と思いました。風が気になったけど、早めに先頭に立てて良かったです。10周回は長かった。西日も風もあって集中するのにすごく大変でした」。

2周3コーナーで先頭に立つと、追ってくる鈴木宏の走りも計算に入れつつ、内外自在な走りで後続を抑え切る抜群のテクニックで押し切った。

「(SGダブルグランドスラムは)最高です!ダブルグランドスラムは3人目?うれしいです。SG5度目の完全V?すごいですね~。5日目までも悪くはないけど、もう1つ上を目指したいと思ってピストンを換えました。ちょっとリスクもあるけど、やってみようかな、と。ピストン換えて完全に上向きになったと思います」。

競走車を抜群に仕上げて、しっかりとSG18度目のVゴールを駆け抜けた。

「年明けの伊勢崎GIシルクカップ(優勝)から、いい流れで来ています。まあ、まだまだスタートは早い人がいるし、エンジン作るのがもっとうまい人がいるし、走りも早い人がいる。自分自身を磨いていかないと、ですね」。

これだけSGを勝っても、まだまだ練習、整備、調整を続け、さらに青山は進化していく。

休むことなく、すぐに山陽GI「スピード王決定戦」(2月20日~)に出場予定。来月3月になれば、またここ浜松で特別GI「プレミアムカップ」(3月19日~)が行われる。

「来月、また浜松でプレミアムカップもありますので、そこでもいい走りができるように頑張ります」と話し、来場した多くのファンからの拍手を受けていた。

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