高橋貢が50歳初優勝「いいスタートが切れました」/伊勢崎

伊勢崎

高橋貢が稲妻賞4度目の制覇を飾り、賞金ボードを掲げた(撮影・木村重成)

高橋貢(50=伊勢崎)が15年大会以来、4度目の稲妻賞制覇を飾った。2着は青山周平、3着は松本やすしが入った。
4日目までは、苦悩の表情で競走車と向き合っていた。諦めず、調整を繰り返した結果、最終日は調整がばっちり合って、勝利の女神が高橋にほほ笑んだ。「タイヤが良かった。雨上がりの走路にセッティングもうまくはまりましたね」一変した競走車は「伸びが良かった。思い切り、コーナーで突っ込めたから大きく立ち上がれた」。車速をフルに生かせる仕上がりになったのが、優勝の大きな要因だった。
スタートは7番手。「遅れてしまった。でも、1周目でうまく番手を上げられた」。ごちゃつく混戦になったのも味方した。1周で3番手、2周で2番手、3周1角で前を走る谷津圭治をさばくと、一気にペースを上げて、終盤で2番手に上がった青山が届かない位置まで抜け出し、そのままゴールに飛び込んだ。
6月14日が50度目のバースデー。50代最初の開催は「意識していました。50代、いいスタートが切れました。これで気持ち的にも、あっ頑張ることができるな、って。老けたと言われないようにしないとね。優勝戦、(67歳の)穴見和正選手も頑張ってましたし、いろんな世代が頑張れば、いいですよね」。各世代が切磋琢磨(せっさたくま)して、オートレース界を盛り上げていければ、という気持ちをアピールした。

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