SG第35回スーパースター王座決定戦 注目選手

川口

荒尾聡(39=飯塚)

優先順1位。3年ぶり2度目のスーパースター王座決定戦制覇を狙う。「TR戦といっても、いつも通りの戦い方で臨むだけ」。4月の飯塚SGオールスターで大会連覇を飾り、地元SG初優勝。名実ともに飯塚のエースとなった。04年から17年連続48度のSG優出を継続中。ここ一番の勝負強さには定評がある。

伊藤信夫(48=浜松)

優先順2位。7年ぶりのTR戦出場。「TR戦出場が目標でSGを勝ち、出場できたのはうれしい」。8月伊勢崎のオートGPで13年ぶり5度目のSG優勝。日本レコードタイムを持つ快速ライダーの躍進は、ライバルにとって大きな脅威だ。5月には通算1000勝を達成。大みそかはメモリアル年の集大成となる。

森且行(46=川口)

優先順3位。10月川口の日本選手権で悲願のSG初制覇を飾った。6年ぶり4度目のTR戦出場。「ご褒美をいただいた思いです。近況のエンジンは安定しているけど、超抜ではない」。日本選手権はコンマ01のスタートタイミング。攻める姿勢を貫いて頂点に立った。接地感が良くなる冬場の走路はプラス材料だ。

中村雅人(39=川口)

優先順14位。4月飯塚のSGオールスターで優出8着、10月川口のSG日本選手権で優出5着。川口競走成績1位で14年連続TR戦出場。「自分のできる範囲で一生懸命やってチャレンジするだけ。整備のストライクゾーンが狭い感じがする」。ここ一番で速攻を決めるスピードと、大レースでの強さは折り紙付きだ。

青山周平(36=伊勢崎)

優先順4位。11月30日現在、年間最多となる25度の優出で11度の優勝をマーク。SG優勝こそないが、飯塚の特別G1プレミアムC、G2を2度制した。1着率64・3%、連対率80・9%はともにトップ。S級1位の座を守り、快進撃を続けている。スタート一撃は健在で、混戦のさばきにも進境が見られる。

鈴木圭一郎(26=浜松)

優先順10位。11月浜松G1秋のスピード王決定戦、12月飯塚G2オーバルCCとグレード戦連続Vを果たした。特に、飯塚の優勝戦では3秒295と強烈な上がりタイムをたたき出した。「自信を持って大きく走ることを意識した」。11月に飯塚33期の吉川麻季と結婚した。新婚パワーを全開させて、4年ぶり2度目の大会制覇に挑む。

佐々木啓(47=山陽)

優先順16位。20年後期ランクで2期連続4度目の山陽1位になった。2年連続7度目のTR出場。11月30日現在、17度の優出はメンバー中3番目。ツボにはまった時の破壊力はすごい。「昨年もそうでしたが、自分はエンジンよりもスタートが全て」。課題はスタートだ。序盤で展開を作れるかが、勝敗の鍵となる。

金子大輔(40=浜松)

優先順5位。10月川口のSG日本選手権で優出2着。今年は3度行われたSGで唯一、全て優出した。「現状のままでは厳しい。エンジンを戦える状態に持っていくことしか考えていない」。スタートしてから序盤の位置取りが巧みで、鋭く的確な追い足が魅力。どこまでマシンを仕上げられるかが、勝敗の鍵を握る。

有吉辰也(44=飯塚)

優先順6位。8年ぶりのTR戦出場。8月伊勢崎のSGオートGPで優出2着。19年連続SG優出記録を持つ実力者が、復調を印象づけた。度重なる落車負傷で一時期は低迷したが、19年後期ランクでS級復帰。着実に完全復活へ近づいている。安定感はないが、伝家の宝刀・カミソリスタートも発揮してきた。

篠原睦(43=飯塚)

優先順7位。4月飯塚のSGオールスターで優出3着。2年ぶり4度目のTR戦出場。「最終決戦に乗ったことがないので、そこを目標に頑張る」。12月飯塚のG2オーバルチャンピオンCは優出5着。近況のエンジン状態は悪くない。直近の山陽G1スピード王決定戦でどこまでマシンを仕上げてくるか注目だ。

高橋貢(49=伊勢崎)

優先順8位。絶対王者は、最多タイとなる5度目の大会制覇に挑む。「エンジンは一時の状態は脱した。ただ、大きいところを自信持って狙える感じではない」。高速決着に対応して、確かなハンドルを披露している。10月川口のSG日本選手権で優出3着。12月の出場は今大会だけ。リフレッシュした状態で臨む。

早川清太郎(38=伊勢崎)

優先順9位。8月川口のキューポラ杯、9月山陽のプレミアムCとG12度優勝。それまで、6度のG1優勝は全て地元の伊勢崎だった。遠征で結果を出せたのは自信になる。「とにかくSG優勝経験がないので頑張りたい」。18、19年にSG優出2着が4度と戴冠を逃した。近況は課題のスタートに進境が見られる。

永井大介(43=川口)

優先順11位。08年から12年連続でSS王座決定戦に進出中だ。6月川口で通算100度目の優勝を達成した。04年から16年連続でグレード戦優勝を継続中だが、今年はまだ優勝がない。TR戦には、地元川口勢が5人出場する。同期の森且行が悲願のSG初制覇。刺激を受けて燃えるグランドスラマーが、現役最多タイの4度目の優勝に挑む。

佐藤摩弥(28=川口)

優先順12位。4月飯塚のSGオールスターで優出4着。2年連続のTR戦出場を決めた。「決定戦進出は一番の目標ですが、レースで一瞬でも先頭に立ちたい」。20年後期ランクで自己最高のS級10位に躍進。スピードとさばきを磨いて、一線級の仲間入りを果たした。今年はG2若獅子杯争奪戦を含む3度優勝した。

山田達也(37=川口)

優先順13位。10月に地元川口のSG日本選手権で優出4着。3年ぶり2度目のTR戦出場。「3年前はドドド(不整振動)が直らなくてレースに参加できなく着が大きかった。リベンジというか、もう一度出たいとずっと思っていた」。地元開催では、年末を見据えて新品クランクとケースを交換する大整備を行った。

浦田信輔(47=飯塚)

優先順15位。4月に地元飯塚のSGオールスターで優出5着。SS王座決定戦進出は14度。「選ばれた以上は自分なりに頑張る。整備は地元でじっくりと、いろいろとやりたい」。今年は賞金王2度のグランドスラマーにとって、活躍の場が少なかった。有終の美を飾るためにも、9年ぶり2度目の大会優勝を狙う。

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