黒川京介が地元でG2初制覇「本当にうれしい」満足することなく大きなタイトルを目指す/川口

川口
川口記念を制した黒川京介は賞金ボードを手に笑顔を見せた(撮影・木村重成)

ナイター開催の12Rで優勝戦が8周回、10メートルオープンで争われた。黒川京介(23=川口)が5周3角で抜け出して優勝を飾った。
グレードレースVは19年山陽G1スピード王決定戦以来2度目で、G2は初制覇。通算7度目の優勝となった。2着は青山周平、3着には永井大介が入った。
黒川は終始、笑顔にあふれていた。とにかく、地元の川口でグレードレースを取りたい。その気持ちがレースにも表れていた。

「スタートはちょっと浮かしたけど、いいスタートが切れた。最初、若井(友和)さんが内側に見えたんです。いつもはやられちゃうんですけど、エンジンが良かったので」。

序盤で2番手につけたことが勝因の1つだった。
勝負どころは5周回3角だった。先頭で逃げる人見剛志(4着)を内から差してつかまえると、一気に抜け出した。

「付いていくのに必死でしたが、いつかは行かないと優勝はないので...。ここって決めて抑えられたらしようがないと思って、思い切っていきました。入って『よしっ』と思ったけれど、いつもその次が遅いので、緊張して回りました。自分を応援してくれる人が多いと思えるオッズで、すごく緊張したんですが、1着が取れてうれしかったです。地元のグレードレース初制覇は本当にうれしい」

1番人気に推されて手にした初の地元G2に、うれしさもひとしおの表情になった。
それでも今後の目標は「ここで満足することなく、もっと大きなタイトルとか普通開催も活躍して、もっと信頼される選手になれるように頑張りたいと思います」とシンプルだ。たゆまぬ精進を続けて、次はさらに大きなタイトルを目指す。

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