オッズパーク杯SG第25回オートレースグランプリ 注目選手

伊勢崎

青山周平(36=伊勢崎)

3期連続全国ランク1位、オートレース界トップレーサー。今年の前半戦はSG優勝こそないものの、グレードレース3度を制すなど、ハイアベレージを残した。その攻撃力は驚異的。3年連続賞金王&MVPに向けて、後半戦も力強い走りを見せる。昨年12月のスーパースター王座決定戦以来のSG制覇を狙う。

早川清太郎(39=伊勢崎)

全国ランクS級3位。地元を代表する人気レーサー。18、19年にSG優出2着が4度(全て優勝は青山周平)と、あと1歩で戴冠を逃し続けてきた。攻撃的な走りが魅力。近況は課題のスタートも克服している。今年はグレード戦での活躍が見られないが、ホームバンクでの実績は豊富。悲願のSG制覇へ向けて、パワーを全開する。

高橋貢(50=伊勢崎)

SG21冠など、驚異的な数字を残すオート界のレジェンド。21年は1月の飯塚G1開設記念を皮切りに、グレードレースを3度優勝。伊勢崎のG2(レジェンドカップと稲妻賞)を制し、地元バンクとの折り合いも良好。まだ戦えることを実証した。17年オートレースグランプリ以来、復活のSG優勝を果たせるか。

中村雅人(40=川口)

全国ランクS級6位。華麗なさばきに定評がある。今年は4度の優勝を決めたが、大きな舞台での活躍は見られていない。16年のオートレースグランプリでSGグランドスラムを達成した。それ以来となるSGタイトル獲得に向けて、マシンを仕上げてくる。持ち前のテクニックを存分に発揮して、完全復活を目指す。

永井大介(44=川口)

SG15冠のダブルグランドスラマー。多くの輝かしい実績を残して、業界をリードしてきた。抜群のスタート力とスピードに定評がある。7月の飯塚特別G1プレミアムカップでは、ライバル達を圧倒して復活の優勝を遂げた。まだまだ世代交代はさせない。18年スーパースター王座決定戦以来のSG制覇も射程圏内だ。

佐藤摩弥(29=川口)

不動の女子NO・1レーサー。全国トップクラスのダッシュ力を武器に、大きなステージでも結果を残してきた。2年連続でスーパースター王座決定戦(ベスト8)に進出するなど、人気と実力を兼ね備えたスター選手に成長した。近況は調子を崩しているが、マシンを立て直して女子初となるSG優勝を目指す。

鈴木圭一郎(26=浜松)

スピードだけは誰にも負けない快速派レーサー。今年4月の川口オールスターでは雨走路の戦いを制して、19年全日本選抜以来のSG制覇を達成した。オートレースグランプリは区切りのSG10度目の優勝&グランドスラム達成を狙う。妥協を許さない整備で愛車を仕上げて、ライバル青山とのデッドヒートを演じる。

伊藤信夫(48=浜松)

全国ランクS級4位。07年全日本選抜以来、約13年ぶりのSG制覇を成し遂げた。最後まであきらめない走りで、多くのファンを魅了する。7月の飯塚特別G1プレミアムカップでも優出2着するなど、近況も良走路の成績は安定している。定評の快速を発揮して連覇を狙う。

荒尾聡(40=飯塚)

勝負強さに定評ある西日本のエース。今年最初のSG全日本選抜では、青山周平を逆転して通算5度目のSG優勝を飾った。6月の地元飯塚G1ダイヤモンドレース優勝戦でも、圧巻の走りで堂々の1番人気に応えた。抜群のスタート力と攻撃力を誇り、全国トップクラスの雨巧者でもある。大舞台に向けて万全の状態で挑む。

松尾啓史(42=山陽)

全国ランクS級17位、山陽地区を代表するレース巧者として知られる。序盤の展開を作れなくても、コーナーワークを生かして巻き返す後半型。グレードレースは3度(G1・2度、G2・1度)制した。SG優勝には課題のスタート力のレベルアップを図りたいところ。円熟のさばきで偉業を達成できるか。

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