オッズパーク杯 SG第52回 日本選手権オートレース 注目選手

川口

青山周平(35=伊勢崎)

大会3連覇へ順風満帆だ。14日現在、今年は20度の優出で10度も優勝。記念優勝した3度の中には、スーパーHで制したG2川口記念がある。S級1位は昨年から無事故、フライングなしの冷静な走りで勝率62・8%、連対率79・8%の好成績を残した。スタート一撃は健在で、混戦のさばきにも進境が見られる。

鈴木圭一郎(26=浜松)

落因や周回誤認で一時リズムを崩した昨年と比べると、今年は順調だ。整備に妥協しない姿勢に変化はなく、上昇志向の強さが機力好調を後押しする。SG8度の優勝のうち、川口は4度の制覇と走路相性がいい。近況は優勝こそ逃しているが、安定感十分の走りを続ける。うまくエンジンが仕上がれば、5年連続SG制覇に手が届く。

荒尾聡(39=飯塚)

04年から16年連続、計47度のSG優出を継続中。今年は4月飯塚のSGオールスターで大会連覇を飾った。後期ランクで3期連続8度目の飯塚1位となり、飯塚エースの座を固めた。10メートル前の選手を食うほどのスタート力、整備力がここ1番の勝負強さを支える。オート界屈指の雨巧者でオールマイティーの強さが武器だ。

高橋貢(49=伊勢崎)

浜松G2ウィナーズカップは新品クランクを投入したが、気になる症状を改善できなかった。近況は精彩を欠く動きで成績が振るわない。じっくり整備に集中できる地元開催が、24日に開幕する。整備力を駆使してどこまでマシンを立て直せるか。戦えるエンジンになれば、絶対王者が優勝戦線に名乗りを上げる。

伊藤信夫(48=浜松)

今年は5月川口で通算1000勝を達成すると、8月伊勢崎のオートレースGPで17年ぶり5度目のSG優勝を飾った。日本レコード記録を持つ快速ランナーの完全復活は、ライバルにとっては脅威だ。エンジンと足周りがマッチングすると、スタート速攻が威力を発揮する。スピードが生きない雨は割り引き材料となる。

中村雅人(39=川口)

ここ一番で速攻を決めるスピードがあり、大レースでの強さは折り紙付きだ。混戦になればなるほど、さばき巧者の本領を発揮する。グランドスラマーの実力者だが、SG優勝は17年以降ない。新ランクで川口競走成績1位ながら、13日現在で今年は優勝がない。安定感はあるが、本来の決め手を取り戻せるか注目だ。

早川清太郎(38=伊勢崎)

18年はオートレースGPとSS王座決定戦、19年はオートレースGPで優出2着。次のSGウイナーに1番近い選手だ。今年は8月川口のG1日刊スポーツキューポラ杯を制し、9月山陽の特別G1プレミアムカップで完全Vを飾って勢いは抜群。これまで他場で勝てなかったG1優勝は、大きな自信となる。

佐々木啓(46=山陽)

新ランクで2期連続4度目の山陽1位になった。昨年夏以降に状態が上向き、現在もデビュー以来最高と思える状態をキープ。10月山陽ミッドナイトで完全Vを決めて臨戦過程は申し分ない。昨年飯塚の日本選手権は優出2着。終盤は優勝した青山に肉薄する勢いがあった。今回はSG初制覇とリベンジに燃える大会だ。

佐藤摩弥(28=川口)

サトマヤはスピードとさばきを磨いて、一線級の仲間入りを果たした。20年後期ランクで自己最高のS級10位に躍進。今年は13日現在、G2若獅子杯争奪戦を含む3度の優勝。4月飯塚のSGオールスターで優出4着。2年連続SS王座決定戦TR出場に向けて大きく前進した。スピード決着に対応できるのは強みだ。

永井大介(43=川口)

ダブルグランドスラマーは04年から16年連続でグレード戦制覇を継続中だ。6月川口で史上10人目の通算100度目の優勝を達成したが、今年はまだグレード戦優勝がない。速攻力を駆使して先頭に立ち、後続を引きつけて抜かせない華麗なテクニックは秀逸。近況は優出を逃すことが多く、大幅な機力アップが必要だ。

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