オッズパーク杯 SG第24回 オートレースグランプリ 注目選手

伊勢崎

青山周平(35=伊勢崎)

昨年は伊勢崎のSGオートレースグランプリ完全Vを含む13連勝を達成した。今年も絶好調で近況はスーパーHでG2を含む3連続V。万全の臨戦過程で3連覇に挑み、相性の良い大会で地元ファンにS級1位の実力をアピールする。スタート一撃は健在で、混戦のさばきにも進境が見られる。優勝候補の筆頭だ。

鈴木圭一郎(25=浜松)

今年は7月28日現在、G12度を含む7度の優勝。落因や周回誤認で一時リズムを崩した昨年と比べると順調。整備に妥協しない姿勢に変化はなく、上昇志向の強さが機力好調を支えている。直近は浜松で完全V。グレード戦優勝21度のうち伊勢崎は2度。実績の少ない走路を攻略してSG全冠達成を目指す。

荒尾聡(39=飯塚)

今年は7月28日現在、SG、G1を含む5度の優勝を飾った。後期ランクで3期連続8度目の飯塚1位となり、飯塚エースの座を固めた。7月飯塚のG1ダイヤモンドレースは、持ち前の素早い攻めで制してSG連覇に弾みを付けた。オート界屈指の雨走路&スタート巧者で、オールマイティーの強さが武器だ。

高橋貢(49=伊勢崎)

今年は7月28日現在、G2レジェンドカップを含む2度の優勝。絶対王者としては不本意な成績に映る。それでも、経験豊かな地元走路では安定感が目立つ。現状の成績では、トリプル3冠を狙うには機力アップが欲しい印象を受ける。直近の地元開催で、どこまでマシンを仕上げられるかが好走の鍵となる。

浦田信輔(47=飯塚)

今年は7月28日現在、2度の記念を含む9度優出して優勝はゼロ。17年伊勢崎G2レジェンドカップ以降はグレード戦優勝がない。活躍の場が少なくなっているのが現状。グランドスラマーが、底力を発揮して意地を見せられるか。追いが利くナイターはプラスに働く。持ち味の鋭いイン切り込みを駆使して、上州決戦に臨む。

中村雅人(39=川口)

20年後期ランクで2期ぶり6度目(移籍前の船橋で2度)の川口1位に返り咲いた。堅実な成績を収めているが、今年は8度の優出で優勝ゼロと決め手に欠ける。ここ一番で速攻を決めるスピードと勝負強さが持ち味。大レースでの強さは折り紙付き。混戦になるほど本領を発揮するさばき巧者から目が離せない。

早川清太郎(38=伊勢崎)

18年は日本選手権とオートレースグランプリ、19年はオートレースグランプリとスーパースター王座決定戦で優出2着。あと1歩で戴冠を逃したが、次のSGウイナーに1番近い。18年ムーンライトチャンピオンカップで伊勢崎G14連覇を達成した。地元ナイターSGは格好の舞台。大きな障壁を乗り越えると、さらなる高みが見えてくる。

佐々木啓(46=山陽)

後期ランクで2期連続4度目の山陽1位になった。34期・松尾彩の指導員となってから好調が続く。昨年夏場以降に状態が上向き安定感が出て、飯塚のSG日本選手権で惜敗の優出2着。現在もデビュー以来、最高と思える状態をキープしている。スタート巧者ぞろいの頂上決戦で、序盤で展開をつくり活路を開く。

佐藤摩弥(28=川口)

サトマヤはスピードを磨いて強くなった。勝利数を量産して20年後期ランクで自己最高のS級10位に躍進した。今年は7月28日現在、G2若獅子杯争奪戦を含む3度の優勝。オート界屈指のスタートが威力を発揮し、さばきに進境が見られる。高速決着に対応できるのが強み。雨巧者ぞろいの湿走路は気掛かり。

永井大介(43=川口)

6月川口で史上10人目の通算100度目の優勝を達成した。直近は川口で完全Vと、上昇機運に乗って上州決戦に臨む。18年ベストタイムを出したスピードランナーは、高速決着となるナイターが歓迎だ。先頭に立ち後続を引きつけて抜かせない華麗なテクニックは秀逸。ダブルグランドスラマーが、世代交代の流れを止める。

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