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湿走路制した渡辺篤がグレード初V/伊勢崎
優勝戦はナイター開催の湿走路で争われ、渡辺篤(48=浜松)が2周回3コーナーで先頭に立って押し切り優勝を飾った。2着は石本圭耶、3着は佐藤励。3連単は10万円を超える高配当になった。
梅雨時に開催されるGII稲妻賞。湿走路巧者が多く参戦するが、やはり優勝戦は雨が降って、湿走路での戦いとなった。
「節間通して車の動きは、晴れがあまり良くなかった。ずっと雨降れ、雨降れって...。4日目の雨が良かったので、ずっと雨降れって思っていました」と、渡辺の思いが実を結んだ。
「試走は雨タイヤでも少し低めだったので、様子を見て3秒59だったから、これはチャンスあるかなと思って走りました。スタートは自分なりに目いっぱい切りました。内に石本選手がいたんですけど、今節は雨で外のコースが利いているのが分かったので、すごく我慢して他の人に外に行かれないように、頑張って外を開けて走りました」
冷静にすっと競走車を外に出して、大きなコースをアクセルグリップ開け開けで快走。
「8周回、早く終われ~って思いました。もう最後まで、ビジョンは絶対見ずに。とにかくコースを守って、アクセルグリップを開けていきました」と、がむしゃらな走りで初のグレードレース制覇を呼び込んだ。
「信じられない感じです。今年初優勝がグレードレース?これまで9度優勝していて10度目がなかなかできなかった。それが初の記念レースで、すごくうれしいです」と話すと、表彰式に詰めかけたファンから大きな拍手で祝福された。
次節は17日からの浜松普通開催。中ゼロ日で16日がもう前検だ。
「このまま頑張りたいと思います。これからもGI、SGと頑張りますので、ぜひ応援してください!」。
GIIを制したからには、次なる目標はGI、SGとさらにステージの上がったところ。ロードレース出身。31期特例枠受験でオートレース界に入って来た渡辺の、今後のさらなる活躍に期待だ。

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