オッズパーク presents SG第55回 日本選手権オートレース 注目選手

浜松

鈴木 圭一郎(28=浜松)

全国ランクS級1位
圧倒的なスピードを誇る若き天才レーサー。昨年はMVPと賞金王を獲得。さらに91勝を挙げて、6年連続で年間最多勝に輝いた。23年度後期適用ランクでは、2期ぶり8度目のS級1位に返り咲いた。今年2月の全日本選抜と、4月のオールスターでSG戦を制した。妥協を許さない整備でマシンを仕上げて、ライバル青山周平とのデッドヒートを演じる。

青山 周平(38=伊勢崎)

全国ランクS級2位
現オートレース界No.1レーサー。その実力は言うまでもない。19年から21年まで、3年連続でMVP&賞金王に輝くなど、常にトップ選手として君臨してきた。21年の全日本選抜で、SGグランドスラムを達成。多くのファンから絶大な信頼を得ている。8月の伊勢崎オートレースグランプリで、今年初のSG制覇を果たした。「最強戦士」は、大会2連覇に向けて全開モードに入る。

金子 大輔(43=浜松)

全国ランクS級3位
全体的なバランスが取れている浜松のレース巧者。新ランクでは鈴木、青山に続いてS級3位にランクインした。先行、逃げ切りが主流の現代オートでは貴重な存在。SGは11年のオートレースグランプリと、15年の全日本選抜で優勝実績がある。今年は3度全てのSGで優出(2月の全日本選抜では優出2着)を決めるなど、高い水準を維持している。地元走路で存在感をアピールできるか。

佐藤 貴也(38=浜松)

全国ランクS級4位
地元を代表するインファイター。全国屈指のダッシュ力と攻撃力を駆使して、常にレースを盛り上げる。18年のオールスターで、SG初制覇を果たした。サービス精神旺盛で、多くのファンから支持を得ている。9月の特別GI共同通信社杯プレミアムカップで優出3着に入るなど、近況も好調をキープしている。強気な性格で、どんな相手に対しても真っ向勝負で挑む。

中村 雅人(42=川口)

全国ランクS級5位
自在性あるハンドルワークは、選手間でも評価が高い。16年のオートレースグランプリでSGグランドスラムを達成。これまで、多くの名勝負でファンを沸かせてきた。今期(10月以降)は、4期ぶりに川口地区1位となった。8月のSGオートレースグランプリ、9月の特別GI共同通信社杯プレミアムカップで優出するなど、近況は上昇ムード。完全復活を目指して、静かなる闘志を燃やす。

佐藤 摩弥(31=川口)

全国ランクS級6位
「サトマヤ」の愛称で多くのファンから慕われている、女子No.1レーサー。全国屈指のダッシュ力を武器に、大きなステージでも活躍している。今年7月の日刊スポーツ・キューポラ杯では、女子選手初となるGIタイトルを獲得。23年は2度のSG戦で優出。特に、4月の飯塚オールスターでは、優出2着に入る大健闘で話題となった。夢のSG初制覇に向かって、堂々とステージに立つ。

高橋 貢(52=伊勢崎)

全国ランクS級7位
SG21冠など輝かしい実績を残して、長年にわたりオートレース界をリードしてきた。今年5月21日には、史上2人目となる通算1600勝(現役選手単独)を達成。若手の台頭が著しい中で、モチベーションを保って一線級で戦い続ける。年末のスーパースター王座決定戦トライアル戦のポイント獲得に向けて、今回がラストチャンスになる。「絶対王者」は、豊富な経験を生かして戦いに挑む。

有吉 辰也(47=飯塚)

全国ランクS級8位
トータルでバランスが取れていて安定感は抜群。選手会西日本支部長としても活動している。「華の25期」の中でも、デビュー当初から天才と称され、過去に3度のSG制覇を果たした。落車負傷により一時は引退も覚悟したが、不屈の精神でカムバック。23年度後期適用ランクでは、自身3度目の飯塚地区1位に輝いた。プレッシャーを感じながらも、あくまでクールに準備を進める。

荒尾 聡(42=飯塚)

全国ランクS級10位
ここ一番の勝負強さに定評がある、西日本地区のエース。全国トップクラスの雨巧者としても有名。その攻撃力は天下一品で、これまでも数多くのドラマを演出してきた。今年は、グレードレースで3度の優勝を決めている。マシンが折り合えば、「2強」に対して一歩も引かない。21年の全日本選抜以来、SGの優勝から遠ざかっている。気持ちをリセットして、新たな戦いに立ち向かう。

永井 大介(46=川口)

全国ランクS級12位
SG15冠のダブルグランドスラマー。全盛期の迫力はないが、ベテランの域に達してもスピード比べなら若手選手にも負けない。今年8月のオートレースグランプリ4日目に、大きなアクシデントに巻き込まれて落車負傷。しかし、2カ月後の復帰戦では優出2着に入り、周囲の不安を払拭した。「華の25期」の代表格として、プライドを胸に戦い続ける。18年スーパースター王座決定戦以来となる、復活のSG制覇に期待が膨らむ。

松尾 啓史(45=山陽)

全国ランクS級16位
山陽地区を代表する看板レーサー。確かなハンドルワークを生かして巻き返し、後半型の追い上げタイプ。総合力は高く、昨年末のスーパースター王座決定戦では3着に入った。今年は低迷していてSGの優出がなく、不本意なシーズンとなっている。最大の課題はスタート力の強化。マシンが折り合えば、トップクラスの活躍が見込める。整備で機力を立て直して、上位進出を狙ってくる。

鈴木 宏和(36=浜松)

全国ランクS級15位
軽量を生かした、全国トップ級のスタート力が最大の武器。8月のオートレースグランプリと9月の特別GI共同通信社杯プレミアムカップで優出(いずれも4着)するなど、記念戦線でも優勝戦の常連として頭角を現している。課題は湿走路の克服と後半のスタミナになる。まだ、グレードレースの優勝をしていないが、実戦を積んで着実にレベルアップしている。機動力を発揮して、地元バンクで躍動する。

黒川 京介(25=川口)

全国ランクS級20位
将来のオートレース界を担う若手有望株。デビュー当初から、潜在能力の高さを評価されていた。ここにきて素質が開花して、急成長を遂げている。今年は、これまで2度のGⅡ戦を制した。8月のSGオートレースグランプリと9月の特別GI共同通信社杯プレミアムカップでは、惜しくも優出2着。すでにSG制覇が近いことを実証した。若手スター候補が、一気に頂点を目指す。

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