遠鉄グリーンカップ GI開場67周年記念 ゴールデンレース 展望

浜松

GI開場記念ゴールデンレースが5月10~14日まで、静岡・浜松オートレース場で開催される。全国ランク1位の青山周平(38=伊勢崎)と同2位の鈴圭一郎(28=浜松)の「2強」が登場。宿命のライバルが、デッドヒートを演じる。SGオールスター優出組6人が集結し、ハイレベルな5日間の戦いが始まる。

SG3連続Vの偉業を達成した鈴木圭一郎が主役

オート界トップのスピードを誇る鈴木圭一郎が、地元GIに向けて照準を合わせる。昨年末のSS王座決定戦を制し、今年は2月の浜松SG全日本選抜で5連勝の完全Vを達成。続く飯塚SGオールスターでも、整備に苦戦しながら最後は完勝。見事にSG3連続Vの偉業を成し遂げた。マシンを最高潮に仕上げてシリーズ主役の座を務める。

青山周平も全力で立ち向かう。ライバル鈴木のSG3連続Vを目の前で決められた。気持ちで走るタイプだけに、このまま引き下がるわけにはいかない。近況も高いアベレージを残し、ファンから絶大な信頼を得ている。近況は消音マフラーに合わせ切れていない印象だが、通常マフラーに戻る今大会はプラス材料。23年度前期適用ランクでは、2期ぶり8度目の全国ランク1位に返り咲いた。「最強戦士」は1月の伊勢崎シルクカップ以来となる、今年2度目のGI制覇へ勝負強さを発揮する。

地元の佐藤貴也が定評のイン走法で見せ場を作る

これに対し、浜松のS級レーサー佐藤貴也も「2強」に対して真っ向勝負を挑む。22年は地元のGIとGIIを制した。今年は4月の浜松GIIウィナーズカップでは、スタート力を武器に5戦4勝(優勝戦は2着)した。地元のグレードレースでは、定評のイン走法で必ず見せ場を作ってくる。

浜松の木村武之、伊藤信夫、金子大輔、鈴木宏和、川口の加賀谷建明、永井大介、佐藤摩弥、小林瑞季、山田達也、黒川京介、平田雅崇、伊勢崎の早川清太郎、新井恵匠、西原智昭、飯塚の有吉辰也、篠原睦、浦田信輔、中村杏亮、山陽の丹村飛竜らも上位進出を狙う。女子No.1レーサーの佐藤摩弥は、SGオールスターで優出2着と大健闘。女子選手初のSG制覇に、あと1歩のところまで迫った。4月の浜松GIIウィナーズカップで5連勝の完全Vを飾った黒川と、今年2度のグレード戦を制し、将来の飯塚のエース候補と言われる中村の33期両者の走りにも注目したい。

なお、出場予定だった女子レーサーの新井日和は、SGオールスター3日目の落車により「右手指の骨折」と診断されて、急きょ欠場となった。

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