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遠鉄グリーンカップ GI開場66周年記念ゴールデンレース 展望
G1開場記念ゴールデンレースが、5月11日から15日までの5日間、静岡・浜松オートレース場で開催される。5期連続で全国ランク1位の青山周平(37=伊勢崎)と、若きトップレーサー鈴木圭一郎(27=浜松)の2強が激突。G1ながらSGクラスのメンバーが集結。見どころ満載のシリーズになりそう。
S1青山周平と地元の鈴木圭一郎の2強に注目
青山周平と鈴木圭一郎の2強に注目が集まる。21年の青山は3年連続MVP&賞金王を獲得した。今年も地元のG1シルクカップを連覇するなど、すでに8度優出して5度の優勝(5月1日現在)を決めた。直前に川口で行われたSGオールスターは、準決勝戦で1着入線ながら反則妨害のため、失格となった。5期連続全国ランク1位をキープする「最強戦士」が、気持ちを切り替えて挑む。
これに対し、地元の鈴木は好調モードで迎え撃つ。昨年は前人未到の94勝をマーク。自身が持つ年間最多勝記録を更新した。直前の川口SGオールスターは、優勝戦で雨走路の戦いを制し、SG通算11度目の優勝を飾った。最高の流れで地元G1を迎える。若き天才レーサーが、圧倒的なスピードでファンの期待にこたえる。
西日本のエース荒尾聡が勝負に出る
西日本のエース荒尾聡も簡単には引き下がらない。総合力が高く、常に安定した成績を残している。特に青山、鈴木に対しては、気持ちを前面に出して勝負に出る。
他では、川口勢だとSGグランドスラマー永井大介と中村雅人、イン攻め鋭い若井友和、若手ホープ黒川京介、果敢な加賀谷建明、小林瑞季。伊勢崎勢は人気レーサーの早川清太郎、SG21冠のレジェンド高橋貢。地元の浜松勢は、昨年覇者の佐藤貴也、実績豊富な金子大輔、木村武之、伊藤信夫。飯塚勢はSGタイトルホルダー篠原睦、田中茂、久門徹の26期トリオらも上位争いに浮上する。
女子NO・1レーサー佐藤摩弥は、地元のSGオールスター準決勝戦で他落した影響が気掛かり。マシンを立て直し、定評のダッシュ力を発揮できるか。地元の若手33期・花田一輝も着実にレベルアップしており、さらなる飛躍を目指す。
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