特別GI 共同通信社杯プレミアムカップ 注目選手

山陽

◆青山周平(34=伊勢崎)

昨年は伊勢崎のオートGPと川口の日本選手権のSG2回優勝。全冠制覇(残すは全日本選抜)に王手をかけた。今年はSGオートレースGPの完全Vを含む13連勝を達成した。スタート力を駆使した先行押し切りが勝ちパターンだが、近況は攻める時の状況判断に磨きをかけて、冷静沈着なレースぶりが目立つ。

◆鈴木圭一郎(24=浜松)

歴代1位の6期連続S1となり鈴木1強時代を固めてきた。2月浜松のG1スピード王決定戦を制して、勝利数と勝率で抜群の成績を収めている。3月山陽の特別G1プレミアムカップで落因、6月の伊勢崎G2稲妻賞で周回誤認を犯した。罰則休のブランクは、NO・1勝負服をさらなる高みに導く起爆剤とする。

◆荒尾聡(38=飯塚)

04年から今年まで16年連続44回とSG優出を継続中。令和初の浜松SGオールスターを得意の湿走路で圧勝した。8月伊勢崎のSGオートレースGP優勝戦は4着。1月飯塚のG2オーバルCCを制し、年間を通して安定感が際立っている。鋭いスタート力、動きを一変させる整備力がここ一番の勝負強さを支える。

◆永井大介(42=川口)

過去に8回優勝しているプレミアムカップ男だ。グレード戦は04年から19年まで16年連続Vを継続中、SGは08年から15年まで8年連続V。昨年のSS王座決定戦はTR2戦目に18年ベストタイムの上がり3秒322をマーク。決定戦を制して秀逸なスピードと、後続を引きつけて抜かせないテクニックを披露した。

◆丹村飛竜(34=山陽)

19年前期ランクで2期連続3回目の山陽競走成績1位に。16年山陽の小林啓二杯でG2、17年川口開設記念GPレースでG1初制覇を飾った。山陽の成長株がエースの座に上り詰めた。オート界屈指の雨巧者。湿走路になれば存分に力を発揮して勝機が膨らむ。近況はスタートとさばきに進境を見せている。

◆中村雅人(38=川口)

3月山陽の特別G1プレミアムカップを上がり3秒337の好時計で圧勝。グランドスラマーが3年7カ月ぶりのG1優勝で復調を印象づけた。3周1角で先頭に立ち、後続を突き放す横綱相撲だった。ここ一番で速攻を決めるスピードと勝負強さが光った。混戦になればなるほど、さばき巧者が本領を発揮する。

◆有吉辰也(43=飯塚)

今年は1月飯塚オーバルCC、8月浜松ウィナーズカップとG2で2回優勝。19年後期ランクでS級に復帰した。13年9月に選手生命を左右する落車事故。一時は不振に陥り、15年から3年間A級に降格して苦しんだ。カミソリスタートを駆使して19回SG連続優出記録を作った男が、完全復活する日は近い。

◆佐藤摩弥(27=川口)

着実に成長を続けている。昨年末川口のG2格・SSシリーズ戦平尾昌晃杯を制覇。19年前期ランクでS級23位に大躍進すると、3月山陽の特別G1プレミアムカップ優勝戦で3着。SS王座決定戦TR出場ポイントを3点獲得した。高速戦に対応できるようになり、さばきを身につけてきた。オート界屈指のスタート巧者は好勝負必至だ。

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