【日刊提供】「たくさんの人にお世話に」骨折から3月復帰の石川哲也が〝全力投球〟/伊勢崎

伊勢崎

大けがを乗り越えて復活を目指す石川哲也

開幕戦1R予選に出走した石川哲也(31=伊勢崎)は、レース前半で1番人気の早川清太郎に抜かれてからも食い下がり2着に踏ん張った。

同じ伊勢崎所属の石川岳彦を父親に持つ2世レーサー。昨年8月に競走中のアクシデント(他落による被害)で、左足の腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)を骨折する重傷を負った。当日の緊急手術を含めて2度の手術とリハビリを重ね、今年3月に戦線復帰を果たした。

「まだまだですけど、少しずつ感覚は戻ってきました。事故の直後は、あまりの痛さに意識を失いそうになった。3カ月の入院生活を送って、最初の1カ月は自力でベッドから降りられなかった。松葉杖なしで歩けるようになったのは、昨年12月の半ばぐらい。忘年会には何とか間に合いました(笑い)」。

大けがを乗り越えてバンクに戻ってきた。

まだ1歳にならない娘の話をすると表情はゆるんだ。

「ちょうど出産のときに自分が入院になってしまったので、奥さんには申し訳ない気持ちです。家に帰ると全てを忘れさせてもらえます。足の治療でも、たくさんの人にお世話になりました。心が折れそうになるときもあるけど、なんとか前を向いていきます」。

普段の生活は、「子育て中心です。父親とは、あまりオートレースの会話はしません。好きな食べ物はすし。趣味はゴルフだけど、現状では難しいですね...」。

石川は、栃木県の名門校(甲子園常連)出身の野球エリート。

「今年は県大会で優勝と準優勝しているので、チャンスあるかもしれませんね。母校の活躍は励みになります」と話す。

本題に戻すと、「エンジンは悪くない。ヘッド周りの微調整をしてみたい。雨は苦手なので厳しいと思うけど、とにかく1戦ずつですね」。

元高校球児が、2戦目以降も全力投球で立ち向かう。

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