オッズパークpresents SG 第38回全日本選抜オートレース 展望

浜松

SG第38回全日本選抜オートレースが2月6~11日の6日間、浜松オートレース場で行われる。鈴木圭一郎(30=浜松)と青山周平(40=伊勢崎)の「2強」が、今年も業界をリードする。若手代表格の黒川京介や、大会連覇を目指す金子大輔の活躍にも期待したい。遠州の高速バンクで、25年のSG戦線が幕を開ける。

S級1位の鈴木圭一郎がホームバンクでSG連続優勝目指す

全国ランクS級1位の鈴木圭一郎が、SG連続優勝に向けて準備を進める。鈴木は、昨年末のスーパースター(SS)王座決定戦で2年ぶりにタイトルを奪還。通算3度目となる頂上決戦Vを成し遂げた。全日本選抜は、過去に5度(19年に4連覇達成)優勝を決めている相性のいい大会。V候補としてのプレッシャーを背負いながら、ホームバンクで今年最初のSG戦を戦い抜く。

青山周平が昨年末SGスーパースター王座決定戦のリベンジ狙う

その鈴木と宿命のライバル関係にある青山周平も、決戦に集中力を高めて臨む。青山は今年1月のGI伊勢崎シルクカップで、史上初の同一GI戦5連覇&史上最多29度目のGI戦優勝を成し遂げた。昨年はSG戦を2度制覇。グレード戦8度を含む16度の優勝を飾るなど、最強戦士にふさわしい成績を残した。

しかし、2大会連続6度目の頂点を狙った昨年末のSS王座決定戦では、スタートの出遅れが致命的となり2着に敗退。24年の賞金王も鈴木に譲る形となった。今回は、気持ちを切り替えてリベンジを狙う。

若手の黒川京介が3番手、得意の浜松で抜群のダッシュ力生かす

昨年11月のSG日本選手権で待望のSG初制覇を果たした、若手の黒川京介を3番手に評価。得意とする浜松バンクで、抜群のダッシュ力を生かして鈴木、青山に対し存在感をアピールする。

前回王者の金子大輔、女子NO.1佐藤摩弥ら実力者が見せ場作る

前回大会覇者として立ち向かう浜松の金子大輔、スタート力に定評ある佐藤貴也と鈴木宏和、実力派の伊藤信夫と木村武之、川口のインファイター若井友和、グランドスラマー中村雅人と永井大介、女子NO.1の佐藤摩弥、若手スター候補の佐藤励、雨巧者の加賀谷建明、注目度の高い森且行、伊勢崎のレジェンド高橋貢、攻撃力を発揮する早川清太郎、飯塚2枚看板の有吉辰也と荒尾聡、山陽の松尾啓史らも見せ場を作る。

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