オッズパークpresents SG第56回日本選手権オートレース 注目選手

川口

鈴木 圭一郎(29=浜松)

全国ランクS級1位
全国NO.1のスピードを誇る天才レーサー。今年4月のSGオールスター準決勝戦で、前人未到となる18連勝の大記録を樹立。10月14日には、23年に青山周平がマークした97勝を更新して年間98勝の新記録を達成。24年度後期適用ランクでは、2期ぶり9度目のS級1位に返り咲いた。常に冷静な立ち回りで進化を続けている。15度目のSGタイトル獲得へ、宿命の対決となる青山とのデッドヒートを演じる。

青山 周平(39=伊勢崎)

全国ランクS級2位
SG17冠の現役最強レーサー。史上初となる完全Vを決めた年末のSS王座決定戦を含めて、昨年は3つのSGタイトルを獲得。年間最多勝利の新記録となる97勝をマークして、23年のMVPと賞金王に輝いた。今年4月6日には、高橋貢の持つ最短記録を更新して通算100度目の優勝を達成。多くのファンから絶大な信頼を得ている。大会3連覇&今年のSG3連続優勝に向けて全開モードに入る。

金子 大輔(44=浜松)

全国ランクS級3位
29期を代表する実力派として活躍を続けている。混戦の突破力に定評があり、先行逃げ切りが主流の現代オートでは貴重な存在。2月の川口全日本選抜では青山周平、鈴木圭一郎の「2強」を破って、9年ぶり3度目となるSG優勝を勝ち取った。近況は好調時の迫力を欠いているが、それでも高い水準の戦力をキープしている。課題のスタート力を強化して、今年2度目のSG制覇を目指す。

有吉 辰也(48=飯塚)

全国ランクS級4位
全体的なバランスが取れていて総合力は高い。今年2月の全日本選抜と4月のオールスターでSG優勝戦3着に入るなど、中堅世代に差しかかって安定感は増している。「華の25期」の中でも養成所時代から天才と称され、過去に3度SG戦を制している。24年度後期適用ランクでは、3期連続5度目の飯塚地区1位に輝いた。西日本地区の代表格として、平常心で勝負に挑む。

荒尾 聡(43=飯塚)

全国ランクS級5位
SG5冠を誇る、西日本地区を代表するトップレーサー。ここ一番の勝負強さには定評があり、全国屈指の雨巧者としても実績を残している。これまでも、数多くのドラマを演出してきた。今年2月の全日本選抜では、久々のSG優出(6着)を果たした。それでも、24年は本来の実力からすると不本意なシーズン。新たな目標に向かって、ここから反撃を開始する。

高橋 貢(53=伊勢崎)

全国ランクS級6位
SG21冠、優勝218度など、輝かしい功績を残してきたオートレース界のレジェンド。若手選手の台頭が目覚ましい中でも、モチベーションを保って一線級で戦い続けている。内外自在のハンドルワークは今も健在。今年2月2日には、歴代単独トップとなる通算1637勝をマーク。前人未到の大記録を樹立した。「絶対王者」は、豊富な経験を生かして存在感をアピールする。

若井 友和(50=川口)

全国ランクS級8位
大崩れしない走法で見せ場を作るインファイター。高校時代には、野球部の主将を務めた経験のある人格者。選手会埼玉支部長としても業界の発展に大きく貢献してきた。04年のオートレースグランプリで、25期では最初のSGタイトルホルダーに輝いた。24年度後期適用ランクで、4期ぶり17度目の川口地区1位にランクイン。地元のリーダーはSG連続優出へ、全力投球でファンを沸かせる。

中村 雅人(43=川口)

全国ランクS級9位
全国屈指のレース巧者として、選手間でも評価が高い。16年のオートレースグランプリで、SGグランドスラムを達成。これまで数多くの名勝負を刻んできた。混戦を突破するテクニックは天下一品。玄人好みのレーススタイルで魅了している。それでも、近況には本来の能力からすると物足りなさを感じる。完全復活を待ち望むファンも多い。今年2月の全日本選抜以来となる、SG優出を狙う。

黒川 京介(26=川口)

全国ランクS級10位
将来のオートレース界を担う若手有望株。全国トップクラスの快速を武器に、SG優勝戦の常連として台頭してきた。青山周平、鈴木圭一郎を押さえて頂点に立つ日も近い。今年7月の日刊スポーツ・キューポラ杯で、地元では初となるGI戦を制した。SGタイトルホルダーの仲間入りへ、今回は最高のステージが用意された。プレッシャーを感じながら、ホームバンクで気持ちを込めて戦い抜く。

佐藤 摩弥(32=川口)

全国ランクS級11位
抜群のダッシュ力を誇る女子NO.1選手。「サトマヤ」の愛称で多くのファンから慕われている。19、20年には年末の頂上決戦SS王座決定戦にも出場。昨年7月の日刊スポーツ・キューポラ杯では、女子初のGIタイトルを獲得した。今年も全てのSG戦で優出するなど、全国屈指のトップレーサーに定着している。地元ファンの前で、夢の女子選手初となるSG制覇に堂々と立ち向かう。

佐藤 励(24=川口)

全国ランクS級12位
将来を嘱望される若手スター候補。潜在能力の高さで注目を集めている。22年の山陽GII若獅子杯争奪戦では、デビュー最速のグレードレース優勝記録を更新した。その後も昨年末の山陽GIスピード王決定戦と川口SSシリーズ戦を制覇。新ランクでは自己最高位のS級12位に昇格するなど、着実にステップアップしている。スケールの大きい新戦力が、超一流の先輩レーサー相手に旋風を巻き起こす。

松尾啓史(45=山陽)

全国ランクS級13位
山陽地区を代表する看板レーサー。追い上げ型のタイプで、コーナーワークを生かした自在性あるレース運びは一級品だ。22年のSS王座決定戦では、底力を見せて3着に入った。昨年は低迷して、SGの優出を果たせなかった。機力が折り合えば上位クラスの戦力が見込める。24年は、最大限のパフォーマンスを披露できるか。整備でマシンのパワーアップを図り、本番では見せ場を作る。

鈴木 宏和(37=浜松)

全国ランクS級15位
軽量を生かした、全国トップ級のスタート力が最大の武器。今年は4月のSGオールスターと8月のSGオートレースグランプリで優出。記念戦線でも優勝戦の常連として頭角を現している。課題は濡走路の克服と後半のスタミナになる。まだ、グレードレースの優勝を経験していないが、実戦を積み重ねて着実にレベルアップしている。未完の大器が、持ち味の機動力を発揮して躍動する。

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