【日刊提供】まさに逃げ圧勝、鈴木圭一郎が大会5度目制覇「自信持って開け開けで走ろうと」/浜松

浜松

賞金ボードを掲げる鈴木圭一郎(撮影・柴田隆二)

鈴木圭一郎(28=浜松)がトップスタートで逃げ切り優勝。大会は5度目、SGは13度目の制覇で暮れのスーパースター王座決定戦トライアルの出場権も獲得した。2着は金子大輔、3着伊藤信夫が入り、地元浜松勢で上位を独占した。

鈴木は16年日本選手権、18年浜松の全日本選抜に続き、3度目のSG完全Vを見事なぶっちぎりで成し遂げた。 最終日は、かなり強めの風が終日、吹いた。そんな状況下で試走は3秒27。

「優勝戦は準決勝戦以上に風を感じました。周りと比較したら(試走タイムは)出ていたんで、とにかくトップスタートを切れれば、自信持って開け開けで走ろうと思いました」。
その思惑通り、金子大輔、佐藤摩弥が迫るが、きっちり1周1コーナーを先頭で回った。

「スタートは、どんぴしゃで切れました。序盤は風が強くて回転が上がってくるのが遅かったので。回転が上がるまではしっかりコースを外さずと思って走っていました」。
冷静な判断で後続がみるみるちぎれる。終わってみれば、上がり3秒318の驚速タイムで逃げ切った。

「地元で完全V? 準決勝戦でちょっと事故(競走戒告をもらった)があったんで、素直に喜べない気持ちはあります。準決の反省は今後に活きると思うので、頑張って練習します。まさか、SGが今年初優勝になるとは思ってなかったんで。出来過ぎです」。
準決勝戦で自身が審議にかかったことを反省しつつ、優勝戦では最高のパフォーマンスを見せた。

「今後のビジョンですか?1走1走、人気に応えられるだけ、応えたい」。

次走は3月8日からの飯塚ナイターGIIオーバルチャンピオンカップ。さらに連勝を伸ばすべく、オートレース界のトップレーサーとして、圭一郎は走り続ける。

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