【日刊提供】青山周平が史上5位タイのSG11度目優勝「長い長い10周回でした」/伊勢崎

伊勢崎

賞金ボードを掲げる青山周平(撮影・柴田隆二)

ナイター開催の最終日12Rで優勝戦が10周回、0メートルオープンで争われた。青山周平(37=伊勢崎)が逃げ切って大会3度目、SGは11度目の制覇を飾った。

SG6日制の完全Vは史上初。19年大会に続いてSG2度目のパーフェクト制覇は、島田信広(引退)、高橋貢、鈴木圭一郎に続いて史上4人目となった。

2着は早川清太郎、3着は永井大介が入った。 ミスなき10周回。終始、先頭に立った青山周平につけいる隙はなかった。 死闘を繰り広げた2着の早川清太郎は言った。「どうやったら、やっつけられるんですか...」。今の青山はSG制覇を狙う他選手にとって、高く高くそびえる壁だ。

「長い長い10周回でした。そんなに悪い感触はなかったんですが、なかなか思ったよりペースが上がってなくて苦しかった。絶対いつか狙ってくると思ったし、最後まで気を緩めることなく、最後まで頑張りました。(早川清太郎選手の)気持ちを感じて負けそうになりましたが、最後まで、頑張りました」。
11度目のSG制覇は、鈴木圭一郎と並び、史上5位タイに再浮上した。

「試走の手応えは今節の中では一番かな? くらいの感触あったが、タイヤは不安があった。スタートは少し出遅れた感あったが、何とか1角先頭に回れた。1枠を選んで本当に良かった」。
最初に枠番を選ぶ権利を得て、最内枠を指名したことも勝因の1つに挙げた。 次走は26日からの飯塚ナイターG1ダイヤモンドレースに出場予定。鈴木圭一郎、荒尾聡、早川清太郎らが参戦予定で、今節の再戦ムードだ。

「(今節を)最後まで楽しんでいけたらよかったです。ぜひ、これからもオートレースをよろしくお願いします」。業界のトップライダーらしく、ファンに感謝を述べて、次走への意欲もみせた。

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