【報知提供】青山周平、大会３連覇にむけて「順調は順調、回転は上がってきた」

大みそか頂上決戦の３連覇は実現するか。
青山周平が激闘のトライアル３走を戦い終えた。
結果は１回戦から１、３、２着。
「順調は順調なんですけれどね」。
本人の言葉通りの着順メイクとなった。
エンジンについては、前回のスピード王決定戦（山陽）を制した時点で「久しぶりにいい。最高だった去年の状態まで行けるかもしれないポテンシャルは感じています」と語っていた。
その流れで川口へやって来たが、それなりの及第点の動きは披露している。３回戦は２着に敗れたが、道中で永井大介、木村武之といった大物をねじ伏せて２着までたどり着いた。
「２回戦よりも良くなっています。回転は上がってきました。悪くはないんですけれどね」。
最大のライバルである鈴木圭一郎は、タイヤの枯渇に悩んでいる。
しかし、青山はその不安がない。
「どのタイヤも悪くはないんです。まだ別のタイヤが残っているので、４回戦はまた違う物を使ってみたい。いろいろ使って、優勝戦へはその中で一番の物を出すつもりです」
３回戦が終了した後、下回りの点検に入った。
さらなる上積みに成功し、ストック豊富なタイヤが最大限に機能した時、３連覇達成はいよいよ実現する。
（淡路　哲雄）