ラ・ピスタ新橋 PRESENTS SG第36回スーパースター王座決定戦 展望

年末恒例のオート界の祭典、スーパースターフェスタ2021が、12月27日に埼玉・川口オートレース場で開幕する。メインのスーパースタートライアルは、全国から精鋭16人が集結。5日間のバトルを展開する。また、初日10Rでは、スーパースターガールズ王座決定戦が行われる。

3連覇狙う青山周平、ライバルは鈴木圭一郎
4期連続全国ランク1位の青山周平が、シリーズ3連覇へ突き進む。近況も常に高いレベルの走りを維持しており、ファンから信頼は絶大。3年連続賞金王＆MVPに向けて始動する。
その青山の最大のライバルは鈴木圭一郎。今年は4月の川口オールスターと、10月の地元浜松日本選手権の2度のSG制覇を果たした。エンジン状態が良く、11月の山陽G2若獅子杯優勝戦後のインタビューでは完調宣言が出た。5年ぶりのスーパースター制覇を目指してパワー全開で挑む。現状では青山、鈴木のツートップによる一騎打ちムードになりそう。

荒尾聡がリベンジ誓う、永井大介、中村雅人にも注目
西日本のエース、荒尾聡も勝負強い。2月の浜松SG全日本選抜では、先頭を走る青山を逆転して優勝。しかし、10月のSG日本選手権優勝戦では宿敵・青山、鈴木に破れて3着と悔しい結果となった。今回はリベンジを誓う。
輝かしい実績を誇るグランドスラマー永井大介、中村雅人にも注目したい。特に、永井の独走力は魅力。マシンが仕上がれば争覇圏内に急浮上する。伊勢崎の早川清太郎の動きも上位クラス。攻撃力を生かして悲願のSG初タイトルを狙う。伊藤信夫、金子大輔、木村武之の浜松勢、飯塚の有吉辰也らもチャンス十分。
初出場となる地元の若手・黒川京介は、果敢な走りでトップレーサーの胸を借りる。不動の女子NO・1佐藤摩弥にも期待したい。なかなか調子が上がってこないが、コンディションを整えて大会を盛り上げてほしい。