SG全日本選抜オートレース 注目選手

川口

◆鈴木圭一郎(24=浜松)

史上初の6期連続S1となり鈴木1強時代を固めてきた。2月浜松のスピード王決定戦、9月浜松の秋のスピード王決定戦とG1を2回優勝。5割を超える勝率、7割を超える連対率。抜群の成績を収めている。今年は落因や周回誤認で一時リズムを崩したが、ここにきて調子を取り戻してきたのは心強い。

◆青山周平(34=伊勢崎)

悲願のグランドスラム達成に挑む。昨年は伊勢崎のオートGPと川口の日本選手権のSG2回優勝。今年はSGオートレースGPの完全Vを含む13連勝を達成した。スタート力を駆使した逃げ先行押し切りが勝ちパターンだが、近況は攻める時の状況判断に磨きをかけて、冷静沈着なレースぶりが目立つ。

永井大介(42=川口)

グレード戦は04年から16年連続Vを継続中だ。SGは08年から15年まで8年連続V。昨年SS王座決定戦TR"戦目に18年ベストタイムの上がり3秒322をマーク。後続を引きつけて抜かせないテクニックを披露して頂上決戦を制した。スタートの強烈なカマシが武器で、大きいコースを使ったスピード走法が持ち味だ。

◆荒尾聡(38=飯塚)

04年から今年まで16年連続44回とSG優出を継続中。令和初の浜松SGオールスターを得意の湿走路で圧勝した。8月伊勢崎のSGオートレースGP優勝戦は4着。年間を通して安定感が目立ち、勝負強さを発揮している。近況はドドド(不整振動)がなく、マシンの整備に集中できているのは強みだ。

◆佐藤貴也(34=浜松)

18年飯塚のオールスターで超抜スタートから逃げ切りSG初制覇を飾った。今年は4月山陽のG1平成チャンピオンカップを優勝。S級シングルに定着して次代のオート界を担う存在になった。ロケットスタートが武器。グレード戦優出の選手紹介では「ベットオンミー」と高らかに宣言して場内を大いに盛り上げる。

◆中村雅人(38=川口)

3月山陽の特別G1プレミアムカップを上がり3秒337の好時計で圧勝。3年7カ月ぶりのG1優勝で復調を強く印象づけた。3周1角で先頭に立ち、後続を突き放す横綱相撲だった。大レースでの強さは折り紙付きで15年MVPに輝き、16年にグランドスラムを達成した。オート界屈指のさばき巧者だ。

◆佐藤摩弥(27=川口)

さばきを身につけて着実に成長中だ。昨年末川口のG2格・SSシリーズ戦平尾昌晃杯を制覇。19年前期ランクでS級23位に大躍進すると、3月山陽の特別G1プレミアムカップ優勝戦で3着に善戦した。後期ランクはS級33位。S級に定着してさらなる高みを目指している。オート界屈指のスタート巧者は、高速戦に対応できるようになったのが強みだ。

◆森且行(45=川口)

3年ぶり4回目のSG優出を目指す。G1・2回を含む6回のグレード戦優勝は、タイヤの接地感が良くなる冬場と湿走路に集中している。夏場の滑る熱走路は不得手だが、今年は苦戦する割合が軽減したように映った。走路温度が下がるこれからの時季は、内めの枠が見込めるH位置を生かして活躍の場が広がる。

◆若井友和(45=川口)

車名「モエルトウコン」通りに、最後まであきらめずに追ってくる闘志あふれる走りが持ち味。徹底したイン走法でさばきが巧みだ。雨は内が利くと勝機が膨らむ。8月伊勢崎のSGオートGPで優出を決めた。近況は安定感が目立つ。今年は勝ち上がり率が高く、ファイナル進出回数が多い。埼玉支部長が地元を熱く盛り上げる。

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