SG日本選手権 注目選手

川口

◆鈴木圭一郎(23=浜松)

さらなる高みへ
浜松のSG全日本選抜は完全Vで大会3連覇を達成した。枠番選択ではスタートに自信を持っているので迷わず1枠を選択。1周1角を先頭で進入した時点で勝利を確信させるスピードと強さだった。不安要素は見つからない。あえていうならば、鈴木の身上である妥協なき整備ぐらい。常にさらなる高みを目指して大整備を敢行する。整備が裏目に出ることが心配なだけだ。

◆佐藤貴也(33=浜松)

充実ぶり光る
4月飯塚のオールスターはロケットスタートを決めてSG初制覇。5月のG2川口記念もV。10月浜松のSG全日本選抜は準V。3番手スタートから鈴木圭を追ったが、序盤の展開が響いた。今年の充実ぶりは文句なしで、後期ランクはS級2位に大躍進した。日本選手権、SS王座決定戦の結果次第ではMVP獲得も夢ではない。

◆永井大介(41=川口)

安定感のベテラン
10月のSG全日本選抜は準決3着で惜しくも優出を逃した。それでも、走路相性がひと息の浜松で【3,1,1,0】と善戦した。今年は川口開設記念GPレース、山陽プレミアムカップ、川口日刊スポーツキューポラ杯のG1を3回優勝。年間を通して安定感が目立つ。10月川口では新品クランクを投入。機力アップを図り「打倒鈴木圭一郎」に挑む。

◆荒尾聡(37=飯塚)

整備力で一変も
昨年SS王座決定戦を制して頂点に立った。1月飯塚のSG全日本選抜で準Vなど、春先までは機力好調が目立った。今年は優勝3回だが、近況は落車の影響もあり、本来の鋭い動きを取り戻せていない。マシンの仕上げに苦戦中だが、整備力で動きが一変させるのが特長。川口走路に合わせて優勝戦線に躍り出るのは想定内だ。

◆森且行(44=川口)

走路冷え上昇気配
10月浜松のSG全日本選抜は連対できず、最近はひと息の状態が続いている。例年、走路が滑りやすくなる夏場に実績がなく、好成績は冬場に集中している。走路温度が冷えてくるこれからが活躍の舞台だ。直近の地元川口では準決後にクランクを交換。結果が出なければ新車への乗り替わりを検討している。

◆丹村飛竜(34=山陽)

S勝負で台頭
16年にG2、17年にG1初制覇と着実に実績を積み上げてきた。後期ランクで4期ぶり2回目の山陽1位となり、エース的存在に上り詰めた。10月浜松のSG全日本選抜は初日に失権したが、後半3連勝して十分に存在感をアピールした。湿走路が得意として、スタート勝負のオープン戦で、どこまで成長力を見せられるか注目だ。

◆佐藤摩弥(26=川口)

地元で快挙も
10月浜松の全日本選抜は準決4着と、史上初の女子SGファイナリスト誕生近し、を印象づける動きだった。横並びのオープン戦でオート界屈指のスタートが威力を発揮した。しかも、タイヤの跳ねに苦戦しながらだけに評価できる。機力と足周りがマッチングすれば、スピードが存分に生きてくる。地元開催ならあっと言わせるシーンがありそうだ。

◆青山周平(33=伊勢崎)

仕上がりが鍵
8月伊勢崎のオートGPで2年ぶり3回目のSG制覇を飾った。後期ランクでは移籍後、2期連続4回目の伊勢崎1位。絶対王者・高橋貢の後継者としての地位を確保した。先行逃げ切りが勝ちパターン。スタートが切れている時の強さは別格。ただ、スタートを後押しする機力に結果が左右されやすい。マシンの仕上がりが勝敗の鍵となる。

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