SG全日本選抜 注目選手

浜松

◆鈴木圭一郎(浜松)

敵は己の向上心
飯塚プレミアムC優勝戦で14連勝&3連続完全Vの達成はならなかった。敗因は整備の失敗。速くて強いS1レーサーのSG制覇は「自らの向上心との闘い」とどう折り合いをつけるか、だ。伊勢崎の稲妻賞は2回のクランク交換。プレミアムCは準決で上がり365の超高速タイムで圧逃劇を演じた後に2回目の下周りの整備をした。エンジンが日替わり状態になっているのが気掛かりだ。

◆永井大介(川口)

前半から上昇機運乗りたい
今年は山陽特別G1プレミアムC、川口G1キューポラ杯を制した。9月飯塚の特別G1プレミアムC準優勝と近況の状態は良く、エンジンは高いレベルにある。課題は浜松走路の攻略に尽きる。昨年G1ゴールデンレースを久々に優勝したが、まだ克服したとは言い切れない。前半戦から上昇機運に乗って頂点を目指したい。

◆松尾啓史(山陽)

調子の波なく安定
オールラウンドプレーヤーでS級在位20期以上のトップレーサー。今年は浜松G1スピード王、伊勢崎G2レジェンドCを制してプチブレークしている。年間を通して活躍が目立ち、良走路で大きいコースを使って鋭く追い上げるのが真骨頂。ダークホース的存在ながら力量的に上位と差はなく、頂点を狙える位置にいる。

◆荒尾聡(飯塚)

特別G1から一変も
地元開催の特別G1プレミアムCでは未勝利に終わり見せ場をつくれなかった。前半はタイヤが跳ね、後半は落車もあってマシンの仕上げに苦戦した。荒尾の特長は整備力で動きが一変することだ。浜松走路に合わせて優勝戦線の主役に急浮上するのは想定内。持ち味のスタート力を駆使して速攻を決め、勝負強さを発揮するのは容易とみた。

◆青山周平(伊勢崎)

8月のSGから好調キープ
先行逃げ切りタイプでスタートが切れている時は強い。飯塚のプレミアムCでもスタートの安定感はあった。エンジン的には8月伊勢崎のSGオートGPを制した勢いをキープ中だ。湿走路になっても問題ない。実力を発揮するには、自らの勝ちパターンに持ち込むためにも優勝戦での好枠ゲットが課題となる。

◆中村雅人(川口)

完全復活近し
さばき巧者のグランドスラマーは、落車負傷の影響で昨年は無冠に終わった。今年はSG2回優出と順調なステップを踏んでいる。堅実な成績を収めているが、本来の強くてうまいさばきは単発的な感じだ。飯塚のプレミアムCで優出して着実に復調しているので、完全復活は時間の問題か。互角の仕上がりなら勝負強さを発揮する。

◆森且行(川口)

秋の気配とともに好調期へ
飯塚プレミアムC初日に落車した。ただ、落車に関係なく最近は不振に陥っている。復調の兆しが見えない現状だ。例年、熱走路になる夏場は実績がない。滑る走路を苦手にしていて、良績は冬場に集中している。秋の気配が訪れるのは好材料。徐々に調子を上げてくるのは間違いない。SG舞台に間に合うか、直近の動きに注目だ。

◆佐藤摩弥(川口)

かみ合えば偉業も
ドドド(不整振動)に苦戦中だ。飯塚プレミアムCはシリーズを通してオート界屈指のスタート力は健在だった。横並びのオープン戦では特に威力を発揮した。それでも、未勝利だったのは足周りの不安が原因。今節はドドドの解消が課題だ。スタート力、機力、足周りがマッチングすれば、史上初の女子SGレーサー誕生も夢ではない。

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