オッズパークpresents SG第37回全日本選抜オートレース 展望

川口

SG第37回全日本選抜オートレースが2月20日~25日の6日間、埼玉・川口オートレース場で開催される。鈴木圭一郎(29=浜松)と青山周平(39=伊勢崎)の「2強」が、今年も業界をリードする。全国各地から選ばれた、強豪レーサー96名が集結。令和6年のSG戦線が幕を開ける。

23年MVPの青山周平が史上2人目のSG4連覇に挑む

実力No.1の青山周平が、鈴木圭一郎に続く史上2人目となるSG4連覇の偉業に向けて始動する。23年は8月のオートレースグランプリ、11月の日本選手権、そして年末のSS王座決定戦を制し、3度のSGタイトルを獲得した。特にSS王座決定戦では、史上初となる5連勝の完全Vを達成。2年ぶり5度目の制覇を果たした。この勝利で、年間最多勝利記録を更新する97勝をマーク。23年のMVP&賞金王にも輝いた。今年初出走となった伊勢崎G1シルクカップでは、スーパーハンデ(主力陣より10メートル後ろのハンデ位置から競走する)を背負いながらも力強い走りで大会4連覇を決めた。もはや強すぎる青山の快進撃は、誰にも止められない。今年は「成長」をテーマに掲げた。24年最初のSG開催を、圧倒的なパワーで制す。

心機一転の鈴木圭一郎がアクセル全開で大会連覇目指す

全国ランク現S級1位の鈴木圭一郎も心機一転、気持ちをリセットして青山との直接対決に挑む。23年の前半は、SGで2度の優勝を飾った鈴木。しかし、後半戦はライバルの青山にSG3連覇を許す形となった。この大会は、過去に5度(19年に4連覇達成)優勝している相性のいいシリーズ。23年の悔しさをバネに、アクセル全開で大会2連覇を狙ってくる。

若獅子杯初制覇で勢いに乗る黒川京介が3番手評価

世代交代が進む中で、25歳の黒川京介を3番手に評価する。全国トップクラスのダッシュ力を武器に活躍を続ける黒川。若手の代表格として期待度は高い。近況は、大きな舞台でも常に見せ場を作っている。直近の山陽若獅子杯争奪戦では青山、鈴木の「2強」を破って、自身4度目となるG2制覇を成し遂げた。勢いに乗って、地元バンクで夢のSG初優勝を目指す。

レース巧者の中村雅人や女子No.1佐藤摩弥にも注目

レース巧者の中村雅人、女子選手トップの実力を誇る佐藤摩弥、25期の若井友和と永井大介、伊勢崎のレジェンド高橋貢、悲願のSG初制覇へ完全燃焼する早川清太郎、浜松の金子大輔、佐藤貴也、鈴木宏和、伊藤信夫、木村武之、飯塚2枚看板の有吉辰也と荒尾聡、若手ホープ中村杏亮と長田稚也、山陽地区を代表する松尾啓史らも上位争いに浮上する。

人気レーサー森且行も出場予定。感動のSG初制覇となった20年の日本選手権以来、久々にホームグランドのSG開催に登場する。多くのファンが見守る大舞台で躍動する。フレッシュな35期コンビ佐藤励と新井日和も、明るい話題を提供して開催を盛り上げてくれそう。冬場の高速バンクで、見ごたえ満点のハイレベルなバトルが展開される。

登録費・年会費無料のAutoRace.JP投票に登録して、「オートレース」をもっと楽しもう!

はじめようAutoRace.JP投票
AutoRace.JP投票 新規会員登録

ネット口座をお持ちの方は、即日で登録完了。
スマホ・パソコンからご投票できます。
登録費や年会費などは無くご登録は無料です。
お気軽にAutoRace.JP投票をお試しください。