【日刊提供】青山周平が昨年のリベンジ果たし大会3度目、SG・12度目Vも「手放しで喜べない」/飯塚

飯塚

笑顔で賞金ボードを掲げる青山周平(撮影・屋方直哉)

日本選手権では史上初のナイター開催、最終日12Rで優勝戦が10周回、0メートルオープンで争われた。青山周平(37=伊勢崎)が2周3角で抜け出し、そのまま抑えきって優勝。大会3度目、SGは12度目の制覇。2着に鈴木圭一郎、3着は荒尾聡が入った。
青山が、昨年大会で最終盤に逆転V逸のリベンジを果たした。

ハイライトは2周3~4角。トップスタートで逃げる鈴木圭一郎に対し、一気に内へと飛び込んだ。S級1、2位の意地の張り合い。その場面は青山が審議対象になるほど熱い競り合いだった。両者が外に流れたものの、先に立て直した青山が先頭に立ち、そこからは再三、アタックする鈴木を抑え、3度目の選手権制覇を奪い取った。

「エンジンは今節の中で一番良かった。試走タイムは出たけど不安しかなかったし、滑りも気になった。(2周3角で)内に入ったところではらんだ。そこは反省すべきところ。審議になった走りで迷惑かけた。手放しで喜べない」と、すっきりした笑顔とはいかなかった。

それでも「優勝できてよかった。(整備で)ぎりぎりで良くなった。3度目の選手権V? うれしい気持ちと反省する気持ちと、ですね」。

諦めない気持ちで果たした12度目のSG戴冠は、史上単独5位に。暮れの大一番、SS王座戦に関しては「まだまだ、先の話。次もすぐ控えている(11日からの伊勢崎普通開催)し、また1走1走頑張ります」と謙虚に話した。

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