フタバ設計杯 GI 第65回 ダイヤモンドレース 展望

飯塚オート伝統のG1「ダイヤモンドレース」が、26～30日まで行われる。荒尾聡を中心に、タイトル奪還へ気合の入る地元・飯塚勢が集結する。遠征勢は、15日の伊勢崎SGグランプリを制した青山周平に、鈴木圭一郎を始め、こちらもトップレーサーらが参戦。豪華なメンバーだ。

地元の荒尾聡が大会3連覇を目指す

荒尾聡が地元代表格として、大会3連覇を目指す。ダイヤモンドレースは20、21年大会を制して連覇。昨年6月に行われた同優勝戦は、スタート後からしっかり主導権を握り、後続との差を広げ続けて圧倒した。近況もコンスタントに上位着を確保し、レベルの高い走りを披露している。前節の伊勢崎SGグランプリでは、オール3連対にまとめて優出。優勝には届かなかったが、存在感を見せた。より気合の入る、地元伝統の大会で3連覇をつかむ。

他の地元勢は岩見貴史、有吉辰也、篠原睦、浦田信輔、滝下隼平、田中茂、久門徹らS級メンバー中心に強力メンバーがそろった。

青山周平、鈴木圭一郎らSGクラスが集結

遠征勢もSGクラスの実力者ばかりが参戦する。青山周平は伊勢崎のグランプリで、史上初のSG6日制で完全Vを達成。勢いがあり、今節も怖い存在となりそう。また、22年後期から6期ぶりにS1へ返り咲く鈴木圭一郎も、変わらずの好走を続ける。他にも、早川清太郎、佐藤貴也、松尾啓史ら、優勝を視野に入れるスター選手がそろう。それぞれ初日から全力の走りで激戦を繰り広げる。