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【報知提供】鈴木圭一郎、12Rで落車も首位キープ「体は大丈夫、運は悪くない」
事故に巻き込まれはした。
大ピンチには違いない。
しかし、この男にはすべてのアクシデントをいい方向へと運べるだけの技量と精神力がある。
トライアル3回戦、12R。
鈴木圭一郎が落車した。
前で激しくやり合い、早川清太郎が落車した事故のあおりを受けて、愛車とともにコースへと叩き落とされた。
ロッカーに緊張が走った。
しかし、落車した早川、若井、そして鈴木は無事にピットへと帰ってきた。
鈴木がアクシデントを伝えてくれた。
「ずっと前でごちゃついていたので、これはいつか事故があるかも...と思いながら追走していました。
構えてはいたんですが、よけきれませんでした。
でも、体は大丈夫です!心配しないでください!
スタートを行けずに後ろを走っていて、レース足がないなあと思っていました」
そう言い残すと、すぐさま多くのライバルたちのサポートを受けてマシンの立て直し作業に入った。
「基本的な落車整備をします。下回りをしてメタルを換えて、フレームとハンドルも換えます。ちょっと忙しくなっちゃいますね!」
この状況にふさわしい言葉ではないかもしれない。
しかし、体にダメージがなかった鈴木が復旧作業に奔走する姿は、
連勝を飾って「いいと思いますよ」と話し、落ち着いていた前日よりも、イキイキとしているように映った。
「とにかく、腰回りをしっかりしたい。たくさん練習で乗って確かめます。でも、2回戦までにたくさん得点(平均10点で首位キープ)を取ってあったので、助かりました。体も大丈夫ですし、運は悪くないですね!」
そして、4回戦の枠番抽選。12Rの4枠を引き当てた。そう、1回戦で「一番好きな枠だから」と誰よりも真っ先にブルーの勝負服を抱きかかえたポジションである。
危機に襲われた。
しかし、被害は最小限にとどまった。
「整備してレース足が出てくれば...」
それが叶った時、「災い転じて福となる」が完全に実現する。
(淡路 哲雄)
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