青山周平の勝因はスタート&エンジン「今節で一番、良かった」/山陽

山陽

青山周平(中)がG1スピード王決定戦を制した。左は岩田裕臣、右は別府敬剛(撮影・木村重成)

青山周平(37=伊勢崎)が7周3角で先頭に立って押し切り、G1は16度目、通算68度目の優勝を飾った。2着は岩見貴史、3着に篠原睦が入った。
オート界のNO・1が、暮れの川口での大一番、スーパースター王座決定戦トライアル(27日から)に弾みをつけるG1制覇となった。
10メートルオープンの大外枠。鈴木圭一郎(5着)、荒尾聡(4着)といった強力メンバーが青山より内枠にいて「メンバーが厳しいから、思わぬ優勝でした」とレース後笑顔で話すほど、厳しい位置をはねのけた。
勝因はスタートとエンジンだった。「スタートは切れましたね」。荒尾、鈴木圭を抑えて1周回で3番手に浮上する好発進。そこからも前を走る篠原を6周回目でパス。逃げる岩見との1対1の争いは7周3角で決着をつけた。
「朝練習が良くなくて、岩田(裕臣)君のアドバイスでがらっとセッティングを変えたら、今節で一番、良かった」。セッティングで手応えのある競走車に仕上がった。
ただ、「走り方には反省すべき点もあったし、もう少し自分なりにしっかり走れるように練習します」と自分に厳しく戒めの言葉も口にした。
さあ、年末のスーパースター王座決定戦は大会3連覇がかかる。「そこはいつも通りですね。ノープレッシャーなんで」。ひょうひょうと笑顔で暮れのビッグレースに向けての気持ちを明かした。競走車をさらに仕上げ、大みそかに結果を残したい。

登録費・年会費無料のAutoRace.JP投票に登録して、「オートレース」をもっと楽しもう!

はじめようAutoRace.JP投票
AutoRace.JP投票 新規会員登録

ネット口座をお持ちの方は、即日で登録完了。
スマホ・パソコンからご投票できます。
登録費や年会費などは無くご登録は無料です。
お気軽にAutoRace.JP投票をお試しください。