【日刊提供】大会制覇の早川清太郎「駄目かと...」/山陽

山陽

プレミアムカップを制しガッツポーズの早川清太郎(撮影・土居恒久)

早川清太郎(36=伊勢崎)が、青山周平との激戦を制して大会初制覇。8月川口のキューポラ杯に続き、通算8度目のG1制覇を飾った。青山は無念の2着、3着は篠原睦が入った。 序盤は1枠青山がレースの主導権を握ったが、早川は2番手で離れずに食らい付いた。「2周目まで離されそうになって駄目かとも思った」。勝負は6周4角だった。狭い内をこじ開けて抜け出した。「(抜ける)タイミングがあったので、これを逃すともうチャンスがないと思った。それで思い切っていった」。最後は青山の猛追を振り切った。「毎回、青山(周平)君に負けて準優勝ばかりだったので、今回は勝ちたいと思っていた。正直にうれしい」。笑みがこぼれた。 次節は10月5日からの伊勢崎。「年末に向けても今回勝てて良かった。エンジンのいい状態を大事にしながら、1走1走頑張りたい」。地元でも圧倒的なパワーを披露する。

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