【日刊提供】電光石火の一撃で青山周平大会連覇へ視界良好／川口

青山周平（40＝伊勢崎）が電光石火の一撃で快勝した。

準決勝戦12Rで8番車の青山は、トップスタートを切って、1コーナーをトップで通過。その勢いに乗った7番車の佐藤貴也が2番手マークで付くと、2車は後方を大きく突き放して1対1の戦いになった。しかし青山はインに隙を与えず、少しずつ佐藤とのリードを広げ8周回を逃げ切った。

「スタートは空回りしないよう気をつけて切ったが、まさかあんなに切れるとは思わなかった。バルクだけ換えてエンジンは良かった。気候に合わせてタイヤを考えていく」。

激戦の準決勝戦をS級1位のプライドで締めた青山。大会連覇に向けて決勝も視界が広がった。