オーバーミッドナイトオートレース（山陽・8/25～27）【展望】をアップしました

8月の山陽ミッドナイトオートレースのラストを飾る第4弾は、8月25～27日の3日制で開催される。今回もオーバーミッドナイトのため、最終レースの発走時刻は24時30分に予定されている。オールA・B級によるバトルは激戦ムード。

5度のSGタイトルを含めて、過去に20度のグレード戦を制している地元のベテラン岡部聡がシリーズの中心を担う。豊富な経験を生かす岡部は、大崩れしないのが特徴。堅実なイン走法を駆使して、久々の優勝を狙う。

若手の永島潤太郎、安定感ある前田淳、速攻派の山本翔と山本将之もV戦線に浮上する。22歳の永島は通算3度うち、山陽ミッドナイトで2度の優勝を決めている。まだ粗削りな部分も残るが、果敢な攻めに期待したい。

後半型の福永貴史、車速ある満村陽司、山崎進、角翔太郎、堅実な田方秀和らも見せ場を作りそうだ。特に角のスピードは魅力十分。

川口の高石光将も一発を秘めている。高石は今月の伊勢崎SGオートレースグランプリで2勝をマークするなど、マシンの状態は高い水準をキープしている。

B級では36期の新鋭レーサー石田啓貴と、地元の佐伯拓実をピックアップ。女子選手は川口所属の本田仁恵、片野利沙、伊東玲衣、山陽の三宅真央、飯塚の稲原瑞穂の5人が出場予定。いずれも逃げる展開になると持ち味を発揮する。