特別GI 共同通信社杯 プレミアムカップ 展望

山陽オートで特別GI「共同通信社杯プレミアムカップ」が、3月20日から24日の5日間開催される。

トップレーサーを集めた大会で激戦は必至。中でも本年度1回目の浜松大会を制した青山周平（39＝伊勢崎）、19年9月に当地大会を制した実績があるS1鈴木圭一郎（29＝浜松）が主力を形成する。

青山周平が５度目の大会制覇狙う

青山周平がさらに実績を重ねる。特別GIプレミアムカップは飯塚で開催された20、21年の3月大会、浜松の22、23年の9月大会と、4度の優勝を決めている。

最近の動きも抜群で、川口のGI開設記念では激戦を制し優勝した。道中は厳しい展開だったが、見事なさばきと判断で優勝を飾った。

23年3月の当地大会では優勝戦3着と健闘。今回こそ山陽でのプレミアムカップを手中に収める。

S1鈴木圭一郎の仕上がりに期待

S1鈴木圭一郎は19年9月に当地のプレミアムカップを制した実績がある。

今年は浜松GIスピード王決定戦を優勝し、川口のSG全日本選抜で優勝戦2着とさすがの成績を残している。

2月の当地GII若獅子杯は優勝戦2着だったが、青山をさばく好走だった。今節も強烈な仕上がりに期待だ。

黒川京介、荒尾聡、森且行、丹村飛竜ら集結

黒川京介は山陽でGI、GIIを制し相性の良さが際立っている。これから川口を引っ張る存在として当地でしっかり躍動する。

また23年3月当地大会を制した荒尾聡に、復帰後、初Vを狙う森且行、女子最強レーサー佐藤摩弥、地元勢をリードする丹村飛竜がそろう。