岩見貴史が青山周平封じて完全V「初めてガッツポーズしました」／飯塚

好メンバーによる12R優勝戦は、10メートルオープンハンデで行われた。

地元の岩見貴史（39＝飯塚）が、5連勝の完全Vで自身2度目のGIIを制覇（グレードレースの優勝は４度目）した。

1枠の久門徹が先制し、岩見も抜群のスタートから1周バックで2番手に付けた。

「スタートラインでは、緊張して足が震えていた。久門さんより自分の方が強めだった。今節は、試走が出なくてもエンジンは良かった」。

2周3コーナーで先頭に立つと、優勝候補の青山を完封。トップでゴールを駆け抜けた。

「誰かが来るのは想定内なので、コースを外さないように走った。勝てると思っていなかったので、本当にうれしい。初めてガッツポーズをしました」。

今後は中1日で飯塚普通開催、そして続くミッドナイトにも出場予定。

「地元の応援してくれるお客さんのために、毎レース車券に絡めるように挑みたい。やる気、元気、岩見でがんばります。ここから11連勝して日本選手権に行きたいですね」。

最大限のパフォーマンスを発揮して、次節からもレースを盛り上げる。