フタバ設計杯 GI第66回 ダイヤモンドレース 展望

飯塚オート伝統のGⅠ「第66回ダイヤモンドレース」が、25～29日まで行われる。地元を代表する豪華メンバーに加え、強力遠征勢も多数参戦する。シリーズを引っ張るのは荒尾聡。前回当地のGIIオーバルチャンピオンを制した勢いがある。青山周平も地元でSGオートレースグランプリを制して、ムード良く臨む。

荒尾聡が地元グレードレース連続制覇へ

荒尾聡が地元で勝負強さを見せる。前回飯塚で3度目のGIIオーバルチャンピオンカップ制覇を決めた。近況の地元は、なかなかエンジンの仕上がりに納得がいかないシリーズが続き、前回も例外ではなかった。それでも、熱心な整備を続け、ついに優勝戦へ間に合わせた。今節は引き出したパワーをしっかり生かし、初日から白星を重ねる。

有吉辰也に篠原睦ら地元S級が全員集結

そして、今節は有吉辰也、篠原睦を始めとする地元S級レーサー総勢11人が全員集結する。飯塚勢にとっては、特に手にしておきたいタイトル。手の内を知るレーサー同士のぶつかり合いにも注目だ。

GP連覇の青山周平が今大会も連覇狙う

遠征勢の中では、青山周平が抜けた存在だ。前回は地元伊勢崎でSGオートレースグランプリを制覇。大会は連覇で、４度目の優勝と圧倒的な実績を積み上げた。ダイヤモンドレースも3度制したことがあり、前回大会の覇者。名実ともにNo.1レーサーが連覇へ突き進む。

加賀谷建明、新井恵匠ら飯塚好相性組も

他にも、加賀谷建明は22年に飯塚の開設記念レースでGⅠ初優勝を飾った。地元勢顔負けの相性の良さを発揮する。湿走路なら、さらに強さを見せる。青山以外にも当大会を優勝した実績がある新井恵匠、金子大輔が、ともに相性のいい大会で再び実力を示す。