【日刊提供】青山周平が連覇 伊勢崎の優出1人「守るしかない」誇りの逃げ切り/伊勢崎

伊勢崎

グランプリ優勝の青山周平は賞金ボードを掲げる(撮影・柴田隆二)

ナイター開催の最終日12Rで優勝戦が10周回、0メートルオープンで争われた。青山周平(38=伊勢崎)がトップスタートから逃げ切って、大会連覇で4度目の制覇。SGは13度目、通算では89度目の優勝を飾った。2着は黒川京介、3着には鈴木圭一郎が入った。

地元の伊勢崎SG、優勝戦進出は青山ただ1人。
「地元は1人しか優勝戦にいない。守るしかない。スタート切るしかない」
そんな思いで挑んだ。伊勢崎のファン、選手、関係者の期待を一身に背負った青山が、結果で応えた。
勝因はもちろん、オープン戦1枠からのトップスタートだ。

「とにかくスタートに集中して。今は若手も早い選手が多いけどかかってこい!と思ってスタートを切った」
鈴木宏和、黒川京介が襲いかかるが、はねのける形で1周1コーナーを先頭で回った。そこからの10周は「長いけど、エンジンが良かったから少し余裕をもってレースができた」そうだ。

「5日目からは下周りとメタルを交換。試走は3秒30と準決勝戦よりは悪かったけど、レースではいい変化をしてくれ...って祈った。できる限りのことをして、レースに臨んだ。気になっていた跳ねも、同期に相談したりして、いい形にして挑めた」
結果は、レースで競走車が好仕上がりで後続を引き離す形。上がり3秒357と好タイムで後続を完封した。

「勝ったぞ、やったぞ~」うれしさを言葉で最大限に示した。ゴール後、右手、左手、両手と代わる代わるでガッツポーズしたのが、いかに勝利を欲していたか、が分かる。
今後は飯塚ダイヤモンドレース、伊勢崎ムーンライトCC、浜松プレミアムカップとGI戦線が続く。そして10月には浜松SG日本選手権も待っている。鈴木圭一郎に前半2度のSGは取られたが、オートグランプリで一矢を報いた、青山。今後もオート界のトップレーサーとして、勝利を積み上げ続ける。

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