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川口市制施行90周年 GI第47回 日刊スポーツ キューポラ杯 展望
GI日刊スポーツ・キューポラ杯が7月13~17日まで、埼玉・川口オートレース場で開催される。オートレース界の「2強」といわれる青山周平と鈴木圭一郎が不在で、優勝争いは激戦ムード。地元の佐藤摩弥が、女子選手初のGI制覇を目指す。
女子No.1佐藤摩弥が女子初GI制覇へ
女子No.1の佐藤摩弥に、願ってもないチャンスが訪れた。これまで業界の広告塔として、また女子選手のお手本としても大きく貢献してきた。今年は2月の浜松SG全日本選抜で優出(4着)。続く4月の飯塚オールスターでSG連続優出を決めて、優出2着と大健闘。女子選手初のSG制覇の歴史的な快挙に、あと1歩のところまで迫った。すでに年末のSSトライアル戦の出場権を獲得。人気だけではなく、今では全国屈指の実力を誇るトップレーサーに成長した。6月は12戦して7勝、力強い走りで2度の優勝を決めた。過酷なハンデ位置にもかかわらず、オール3連対を果たすなどエース級の活躍を見せている。強烈なダッシュ力を武器に、女子初のGI制覇に向けてベストを尽くす。
若手のホープ、黒川京介も勢い十分
地元の若手ホープ、黒川京介も全開モードだ。4月の浜松GIIウィナーズカップで5連勝の完全V。続く6月の山陽GII小林啓二杯では、鈴木圭一郎との直接対決を制し、今年2度目となるGII戦の優勝を飾った。定評のスピードを駆使して、ホームバンクで躍動する。今期は自己最高となるS級3位にランクインした加賀谷建明、トータルでバランスが取れている中村雅人、永井大介と若井友和の25期コンビらも、地元タイトル戦に照準を合わせる。
レジェンド高橋貢、ハンドルワーク健在
これに対する外来勢も、経験値が高い。SG21冠のレジェンド高橋貢は、5月21日に史上2人目の通算1600勝を達成。数々の偉大な功績を残してきたハンドルワークは健在。世代交代が進む中でも、「絶対王者」は必ず見せ場を作ってくる。昨年大会覇者の早川清太郎、浜松を代表する伊藤信夫、金子大輔、スタート巧者の鈴木宏和、西日本のエース荒尾聡、抜群の安定性を誇る有吉辰也、山陽の松尾啓史らも優勝戦線に浮上する。
A級勢では、ヤングレーサー上和田拓海、快速派の中山光、そして待望の1級車で出場する35期の佐藤励を上位候補に挙げたい。特に、将来を嘱望される逸材の佐藤が、どんな走りを見せてくれるか注目したい。真夏の夜空の下で、各レーサーが5日間の白熱したドラマを演出する。
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