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【報知提供】状態が上がっている鈴木圭一郎「トライアル戦をトップで通過できるように」
決戦前日の26日。
前検日に鈴木圭一郎が発したコメントは湿り切っていた。
「今のままでは、試走3秒35ぐらいしか出せないかもしれない。それぐらいに整備日(25日)の練習はだめでしたよ...」とうめき切っていた。
しかし、彼はメンテナンスの天才だ。
たった24時間後のトライアル1回戦を上がり3秒324(!!)のマッハタイムで独走ゴールを決めた。
愛車を完璧に立て直した鈴木圭一郎は、戦国武将に例えるならば織田信長に違いない。
「噴かぬなら、換えてしまえ、カルマ号」の手法で、シリンダー、ピストン、リング、ヘッド、カム、メタルとあらゆるパーツをすべてチェンジして、ねじ伏せるように状態を爆上げさせることに成功してみせた。
「噴かぬなら、噴くまで待とう」の徳川家康でもなく、「噴かぬなら、噴かせてみせよう」の豊臣秀吉でもなく、あくまで織田武将のごとく力ずくでこの窮地を脱してみせた。
そして、2回戦、3回戦とさらなる上昇カーブを描いて、トライアル3走を1、2、1着で整えた。
4回戦を目前に鈴木が現況を改めて解説してくれた。
「前検日にパーツを換えまくって、ケタ違いになってくれました。まずは中間の足が出て、今は先の足もあります。仕上がりとしては3回戦が一番良かったと思います。スタートも切れていますし、やっぱり内目の枠はいいですね。タイヤは毎回違う物を使って、1回戦の物が一番良かったですかね」
16年以来、2度目の大みそか頂上決戦制覇はなるか。
現時点での可能性、手応えをダイレクトに本人へ尋ねると、
「確かに状態は良くなっています。でも、優勝できます!と宣言できるほどの雰囲気はまだないですね。(3秒3)22で上がっても優勝できる確信がまだないのは、周りのレベルも上がっているからなのかもしれません。
今はトライアル戦をトップで通過できるように、まずはそこを目指して4回戦を戦いたいです。3枠(4回戦11R)のイメージは悪くないです。というか、いいです!」
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