特別GI 共同通信社杯プレミアムカップ 注目選手

山陽

木村武之(44=浜松)

優出ラッシュの実力者が今シリーズも勝負強さを見せる。今年最初の川口から、浜松G1スピード王決定戦(優出6着)や、川口G1開設記念(優出3着)を含む4節連続で優出を果たした。伊勢崎G2レジェンドカップで連続優出こそ途絶えたが、勢いの良さは変わらず。着実に優勝戦まで勝ち上がる。

松尾啓史(43=山陽)

地元ランク1位ライダーが、シリーズをリードする。21年はSSシリーズの優勝戦を制覇し、健在ぶりをアピールした。今年に入っても1月飯塚G2オーバルチャンピオンカップで初日の反妨以外は全て勝利と、意地を見せた。勢いに乗ると止められない攻撃力がある。地元代表格として、気合の走りを見せる。

丹村飛竜(37=山陽)

再び連勝街道を突き進む。2月に浜松G1スピード王決定戦を準決から連勝で優勝を飾ると、地元に戻ってからも勢いは継続。時間帯が大きく変わるミッドナイトレースで初日から勝ち続け、10連勝の偉業を成し遂げた。走路変化にも柔軟に対応する、地元の実力者がハイペースにシリーズを戦う。

高橋貢(50=伊勢崎)

絶対王者たるゆえんを見せつける。通算優勝回数をはじめ、数々の実績が史上最多という、生きる伝説。続々と登場する新鋭レーサー相手に、一度はランクを落としたが、再び上位ランクに追し上げた。卓越した技術で追い上げるレースは圧巻。山陽でも多くの実績がある。上位着にまとめて、主役を譲らない。

中村雅人(41=川口)

実績ある戦いで存在感を見せる。今大会は19年3月の山陽で制した。その時は先行する青山周平を早いペースで追い詰め、序盤から先行態勢に入る強いレース内容だった。今年も伊勢崎シルクカップ、川口グランプリレースと、G1でもしっかり優出を果たした。強烈な追い込みに期待だ。

鈴木圭一郎(27=浜松)

圧倒的なスピードで勝負を決める。21年もSG2冠と活躍した。山陽でもスピード王を過去に2度制した実績があり、21年は若獅子杯をついに制した。今年も浜松のスピード王、川口のグランプリレースとG1連続優出でペースを上げている。今シリーズも上位着を独占して勝ち抜いていく。

荒尾聡(40=飯塚)

リズム好調に戦う。今年開幕の地元3節から優出2着と優勝2度を飾り、ハイペースな走りでスタート。当然、グレードレースでも結果を残し、浜松G1スピード王決定戦、伊勢崎G2レジェンドカップも優出した。隙を逃さない鋭いレース運びで、西部の代表格として堂々の走りを披露する。

佐藤摩弥(29=川口)

強烈なスタート、パワーで主導権を握る。20年に若獅子杯を制し、当地では特にスピードを見せてきた。プレミアムカップも19年の山陽の2大会で優出し、どちらも3着と存在感を見せた。整備に正解を出せば、男子顔負けの攻撃力で圧倒する。最近節はペースを落としているだけに、追い上げを狙う。

永井大介(45=川口)

実績のある大会で優勝へ突き進む。数々の結果を残し、プレミアムカップでは11年に特別G1に格上げされて以降、飯塚大会を含め7度制覇。当地は前回18年3月に制した。相性のいい大会を逃すはずがない。フルスロットルで結果を残す。

早川清太郎(39=伊勢崎)

トップクラスの走りを披露する。今年は地元伊勢崎G1シルクカップで優出2着と、スタートダッシュに成功。プレミアムカップは20年9月の当地大会で優勝。青山周平とのデッドヒートを制し、実力を見せた。近況は川口の落車で途中帰郷となっただけに、ペースを戻せるかが鍵となる。

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