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【報知提供】スタート失敗で6着の鈴木圭一郎「クランクは戻す」
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結果的に欲しがり過ぎて、攻めの整備は吉と出なかった。
圧勝、圧勝の2連勝で迎えた3日目の12Rスーパーライダー戦。
あまりに絶好過ぎる1枠に配置された鈴木圭一郎のトップスタートを誰もが信じ、期待した。
しかし、飛び出した瞬間に前輪が浮いてしまった。
トップスピードに乗る前に失速して、よもやの8番手へ。
道中も逆襲する気配なく6着に敗れた。
「う~ん、2日目までの状態はすごく良かったんです。
逃げていても、あっ、これはレース足もありそうだなという手応えがありましたし、
大きい自分のコースも進めていました。
それでも、さばいていく時のために思い切って、クランクを交換しましたが、これがだめでした...。
手前が強すぎて、だからスタートで前輪が浮いてしまったんでしょうね。
先がないし、後ろから追って行こうと思いましたが、滑って全然付いても行けなかったです。
これはクランクは戻さないとだめですね。すぐに作業に入ります」
そして、しみじみと言った。
「1枠のスタートは本当に難しいです。行かないと!行かないと!という気持ちが強くなり過ぎて、結果的に失敗してしまうんです。
今節はスタートは切れていると思うんですが、それでも失敗してしまいましたからね」
準決勝戦も若い抽選番号を事前に引いていて、「たぶん、また1枠になりそうな気がします」と心配そうな表情だったが、
セミファイナルは11Rの2枠に番組された。
これで少しでも気持ち的な不安から解き放たれたら、しっかりスタートを発進して暴力的ですらある異次元の先行スピードを披露できるはずだが...。
(淡路 哲雄)
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