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サンケイスポーツ杯 GI第62回 秋のスピード王決定戦 展望
静岡・浜松オートレース場でG1秋のスピード王決定戦が、19~23日まで行われる。優勝した森且行らSG日本選手権の優勝戦メンバーが7人出場と、豪華な顔ぶれとなった。S2鈴木圭一郎をはじめ、地元勢からは金子大輔、木村武之が、強豪外来勢と激戦を繰り広げる。
鈴木圭一郎が地元グレード戦での強さを見せる
鈴木圭一郎が優勝戦線の主役だ。川口SG日本選手権の優勝戦は他落に終わったが、試走3秒26を出して6周回まで先頭に立ち、不安定な走路に順応できていた。初日に1番時計を出してスピード勝負も問題ない。地元グレード戦での強さを見せつける。
地元勢は金子大輔ら豪華顔ぶれがそろい踏み
金子大輔は日本選手権で優出2着。シリーズ後半はエンジン状態が良かった。同6着の木村武之は、スタートで展開を作れなかったのが響いた。シリーズ2勝の伊藤信夫は、良走路なら巻き返しがある。佐藤貴也は持ち味のスタートの威力を取り戻せるかが課題となる。
外来勢では、高橋貢、荒尾聡、森且行、佐藤摩弥に注目
外来勢では、絶対王者・高橋貢が日本選手権でオール3着以内と安定感が光った。近況の中では動きも目立っていた。落車明けの荒尾聡は、エンジンと腰周りに変化がなければ好勝負必至だ。また、悲願の日本一に輝いた森且行は、走路温度が下がるのはプラス材料になる。高速決着になるとスタート巧者の佐藤摩弥も浮上してくる。
日本選手権で未勝利だった早川清太郎と浦田信輔は、マシンを立て直せるか注目だ。浜松得意の山陽エース・佐々木啓は、一発の魅力を秘めている。5月浜松のG1ゴールデンレースで優出した地元の松山茂靖、柴田健治、中村友和、渡辺篤らの伏兵勢にも目が離せない。
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