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日刊スポーツ GII 第31回 若獅子杯争奪戦 展望
山陽オートの「G2日刊スポーツ若獅子杯争奪戦」が、14日から開幕する。若手レーサーが中心だが、オート界を引っ張る強豪ばかりが集結。勢いでは早川清太郎(38=伊勢崎)が有力だが、青山周平、鈴木圭一郎も主役の座を簡単には譲らない。地元勢では、丹村飛竜の奮起に期待だ。
プレミアムC完全優勝の早川清太郎が、再び強さを見せつける
山陽で圧倒的な活躍を見せた早川清太郎が、再び強さを見せつける。前回9月の当地特別G1プレミアムカップで完全優勝を達成した。エンジンも日ごとにパワーアップし続け、道中の激しい競り合いも制していた。特に、優勝戦は青山周平に先制されながらも道中で逆転して勝利をもぎ取った。調整を完全につかんだ山陽走路で、再び主導権を握りにいく。
抜群の安定感を誇る青山周平のリベンジなるか
逆に、青山周平にとってはリベンジの舞台となる。特別G1では惜しくも準優勝だったが、予選道中の安定感は別格だった。5月は浜松G1準優勝、6月には川口G2で優勝、8月伊勢崎SGオートレースグランプリは優勝戦3着など、今年は18度優出して9度の優勝と大活躍。抜群の安定感で、今節も優勝戦へ突き進む。
好調の鈴木圭一郎、地元勢の丹村飛竜、長田恭徳にも注目
鈴木圭一郎も変わらずの活躍ぶりだ。山陽特別G1では惜しくも準決止まりだったものの、その後の浜松G2では4連勝で優出、優勝戦は3着と好調な走りを見せた。優勝争いにしっかり絡んでくるだろう。その他にも、スピード光る佐藤摩弥もリズムに乗ると怖い存在。地元勢では、ペースアップを狙う丹村飛竜、G1タイトルホルダーの長田恭徳が意地の見せどころとなる。
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