オッズパーク杯 SG第24回 オートレースグランプリ 展望

伊勢崎

伊勢崎オートのナイターSG「第24回オートレースグランプリ」が8月11日から15日まで行われる。7年連続での伊勢崎開催。ここ2年は続けて青山周平(35=伊勢崎)が優勝、2着に早川清太郎、3着に鈴木圭一郎が入った。優勝賞金1300万円を懸けて、大会4連覇を狙う地元勢と強力な外来勢が激戦を繰り広げる。

強さ際立つ青山周平が大会3連覇を目指す
昨年のMVP・青山周平が、さらに勢いを加速させる。今年は7月28日現在、14度優出して特別G1は1度、G2は2度制し合計で8度も優勝した。65走して1着から【44・9・7・5】。6、7月にかけてスーパーHでG2川口記念を含む3連続Vと強さが際立つ。昨年から事故、フライングなしと安定感十分に1着率は驚異の67・7%をマーク。20年後期適用ランクで2期連続4度目のS級1位に輝いた。シャープな立ち回りで、大会3連覇を目指す。

SG初制覇を狙う早川清太郎、グランドスラム達成なるか鈴木圭一郎
地元G1ハンターの早川清太郎は、悲願のSG初制覇を狙う。近況はスタートに進境が見られ、序盤で展開をつくれている。決め手が生きる良走路の方がいい。鈴木圭一郎は、まだSG優勝のない伊勢崎走路の攻略が鍵となる。7月に地元浜松で完全Vと流れはいい。納得のいくマシンの仕上げができればグランドスラム達成に手が届く。

充実著しい荒尾聡、絶対王者・高橋貢ら有力選手が多数出場
4月の飯塚オールスターからのSG連覇を目指す荒尾聡は、7月飯塚のG1ダイヤモンドレースを制して充実著しい。絶対王者・高橋貢は、地元SGで史上初のトリプルグランドスラム達成に挑む。当然、グランドスラマーの浦田信輔と中村雅人も争覇圏内に入る。後期ランクでS級10位に躍進した佐藤摩弥、エンジンが高いレベルで安定している佐々木啓の勢いは侮れない。区切りの通算100度の優勝を達成した後も優勝を重ねる永井大介、接地感が良くなるナイター開催が歓迎材料の森且行の動きにも注目したい。

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