荒尾聡が14年ぶり2度目の大会制覇/飯塚

飯塚

荒尾聡が強烈な速攻劇で優勝を飾った(撮影・土居恒久)

荒尾聡(39=飯塚)が06年大会以来、14年ぶり2度目のダイヤモンドレース制覇を果たした。2着は中尾貴志、3着は岩見貴史が入った。 持ち前の素早い攻めを見せつけた。スタートを決めて攻め態勢に入ると、1周3角には2番手を奪って優位に運んだ。「スタートはうまく切れた。そこからうまく(内へ)もぐり込めたのが大きかった」。その後、先頭を走る中尾が懸命な抵抗を見せたが、鋭い切り込みで5周1角でついに先頭を奪った。その後も安定した走りで優勝を決めた。 場内は久々に観客が入り、天候が悪い中でもたくさんのファンが走路近くで声援を送っていた。「お客さんがいっぱい入った中で勝てたのが何よりうれしい。オールスターを勝った時(4月)もこの感じはなかった。SGに向けても弾みが付いた」。ファンから力をもらい、次なる標的は8月の伊勢崎ナイターSGグランプリだ。

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