特別GI 共同通信社杯プレミアムカップ 展望

飯塚オートレースの特別G1共同通信社杯プレミアムカップは3月18日、開幕する。昨年9月、山陽大会の覇者・鈴木圭一郎ら全国ランク上位の実力者が集結する。年末の頂上決戦・スーパースター王座決定戦TR出場ポイントをかけて、激戦が繰り広げられる。

19年MVPの青山周平が安定の走りでリード
19年、圧倒的な走りでMVPを獲得した、青山周平が主役を務める。19年は8月伊勢崎のオートレースGPでの完全Vを皮切りに、11月飯塚の日本選手権、そして年末川口のスーパースター王座決定戦と3つのSGを制覇した。今年に入ってからも伊勢崎のG1シルクカップで優出3着など、安定感のある走りを見せ、今節もシリーズをリードする。

前回覇者の鈴木圭一郎が連覇を狙う
鈴木圭一郎は前回大会覇者として負けられない。19年は追い上げに苦しむシーンも見られたが、今年に入ってからは気配が一変。2月は飯塚G1開設記念で完全Vを飾るなど、最強レーサーの輝きが戻ってきた。強烈なパワーで連覇も十分だ。

若獅子杯Vの佐藤摩弥、地元を代表する荒尾聡にも注目
佐藤摩弥は軽快さに磨きがかかってきた。2月の山陽G2若獅子杯では自己ベストの競走タイムをたたき出してG2は2度目の優勝を果たした。スタートから一気に主導権を握り、スピードの違いを見せる。
荒尾聡が意地の見せどころ。2月飯塚の開設記念ではオール3連対にまとめて準優勝。近況の動きも悪くない。地元の代表格として、遠征勢に大きな顔はさせられない。

レジェンドカップVの高橋貢はじめ豪華メンバー出揃う
地元勢では篠原睦、浦田信輔、有吉辰也の奮起にも期待。また遠征勢では森且行も飯塚との相性がいい。他にも伊勢崎のG2レジェンドカップで連覇を果たした高橋貢に、中村雅人、永井大介、佐藤貴也、松尾啓史、丹村飛竜、佐々木啓など、豪華メンバーがズラリ。優勝争いは激戦必至だ。