スーパースター王座決定戦 注目選手

川口

■高橋貢(伊勢崎)

今年のオートレースグランプリで、4年8カ月ぶりにSGを制覇。永井大介に続くダブルグランドスラマーになった。46歳の年齢を全く感じさせないレースぶり。グレード戦の優勝は、SGが21回、G1が27回、G2が23回で実に71回。若手の台頭に対し、「壁になる」と公言しモチベーションを高めている。

■人見剛志(山陽)

SG、特別G1の優勝戦得点10位で初出場。際どく切符をゲットした。4月の平成チャンピオンCで、初めてG1を優勝。2005年のG2春のスピード王決定戦以来、2回目のグレード戦Vで存在感を示した。17年後期のランクは自己最高のS級7位。最高のリズムで大一番を迎える。

■松尾啓史(山陽)

山陽成績1位を勝ち取り、2年連続8回目の出場を果たした。SG初優勝にチャレンジした5月3日優勝戦のオールスターで、3着と大善戦。マシンが仕上がれば、大舞台でもV可能のスキルを証明した。グレード戦ではV戦線の常連。いぶし銀のプレーでファンを沸かせる。

■佐藤貴也(浜松)

2年ぶり4回目の出場。2010、2015年には優出を果たしている。グレード戦優勝は2017年の特別G1プレミアムカップなど6回。今年はSGオールスター、日本選手権で優出し、出場権をつかんだ。浜松の元気印。選手紹介では、「ベッドオンミー(ぼくから買って)」の掛け声が有名だ。

■山田達也(川口)

2003年デビュー、選手15年目でうれしい初出場。SG日本選手権で優出(7着)し、優先順位16位で滑り込んだ。グレード戦の優勝はなく、実績では見劣るものの、地元川口でのレースぶりは堅実。より高いマシン作りに取り組んでおり、一発ムードを漂わせている。

■三浦康平(伊勢崎)

6年ぶり2回目の出場。今年はオートレースグランプリで3着に入り、切符を手にした。SG優勝はないが、グレード戦は11年にG1平成チャンピオン、2012年にG2スターライトCCと2回優勝の実績を持つ。最高の脇役としてV戦線を盛り上げる。

■青山周平(伊勢崎)

2011年のデビューから数多くの記録を樹立した「元祖記録ハンター」だ。デビュー後の連勝記録12、無敗での初優勝、SG初出場で初優出など、輝かしい戦歴を誇る。昨年のSS王座決定戦で落車負傷。今年はリズムを崩していたが、何かのきっかけで激変する底力を持っている。

■中村雅人(川口)

さばき巧者として知られる。SGは2010、2013年SS王座決定戦など6回優勝。昨年はオートレースグランプリ、全日本選抜を制した。昨年のSS王座決定戦で落車し右上腕骨を骨折。復帰後の5月にはG1ムーンライトCCで右手薬指骨折など負傷した。レース勘は1節ごとに戻っており、完全復活は近い。

■木村武之(浜松)

今年のSG日本選手権優勝戦では、鈴木圭一郎をぴたりとマークし2着に善戦した。安定感のあるレースぶりにファンは多い。SG優勝は2009、2013年の日本選手権2回と09年オートレースグランプリの3回。スタートを決めて早めに好位に取り付けば、Vチャンスが出る。

■荒尾聡(飯塚)

14年連続14回目の出場。2007、2016年には優勝戦2着と好走している。SG制覇は2007年オールスターのみだが、優勝戦進出は40回を数え2着は9回もある。いつSGを勝っても、おかしくない底力を持っている。展開、スタート...。何かが加わればV可能の位置にいる。

■藤岡一樹(山陽)

SG日本選手権で優勝戦3着と好走し、出場権を手に入れた。3年連続5回目の参戦。グレード戦Vは2011年スピード王決定戦の1つ。SG優勝こそないものの、V戦線に絡むことは多く、大一番に欠かせないバイプレーヤーだ。

■早川清太郎(伊勢崎)

今年、大きく飛躍した。シルクカップ連覇、ムーンライトCCとG1を3回優勝し、グレード戦では優勝戦線の常連になっている。G1制覇は5年ぶり。SS王座トライアル戦には、2年連続4回目の出場になる。鋭さを増したさばきで、V候補に急浮上する。

■金子大輔(浜松)

昨年のSS王座決定戦で落車し左ひざ靱帯(じんたい)を負傷。2004年のデビュー以来、初の長期休養を余儀なくされた。5月中旬に復帰後は、1節ごとに上昇している。2015年4月~2016年9月には3期連続浜松1位だった実力者が、V戦線へ名乗りを上げる。

■浦田信輔(飯塚)

ケガに泣かされた昨年から、今年は見事に復活し、年頭から優出ラッシュ。2月のG2レジェンドカップでは、約1年10カ月ぶりにグレード戦を制した。「業師」と呼ばれ、地元飯塚では絶大な人気を誇る。冷えた良走路には強く、V戦線に絡むのは確実だ。

■永井大介(川口)

伸び悩んだ昨年とは一変した活躍を見せている。年間を通じて活躍し、11月終了時でG1レースの3回を含め優勝は10回。ダブルグランドスラマーが完全に輝きを取り戻した。G1ゴールデンレースでは、死闘の末に鈴木圭一郎を破った。打倒鈴木圭の筆頭だ。

■鈴木圭一郎(浜松)

オートレース界の記録を次々に塗り替える規格外の男だ。今年のオールスターで4大会連続のSG優勝を達成。オートレースグランプリでは優勝戦2着と惜敗したものの、日本選手権では連覇を成し遂げた。冷静沈着なレースぶりとともに、整備力にも磨きがかかっている。

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