庄内のやきにく王国presents GI 開設69周年記念レース 展望

飯塚

今年最後の飯塚オートのグレードレース「GI開設69周年記念レース」が、20日から24日までの5日間で開催される。飯塚SG日本選手権で2着だった地元エースの有吉辰也が年末の大一番のSS王座決定戦に向けて好調ぶりを披露する。前回大会が初のGI優勝となった浜松の鈴木宏和や、大会3度Vと実績十分の浜松の鈴木圭一郎は強力なライバルとなる。また直前の川口GIIメモリアルレースを優勝した川口の永井大介や、好調が長期持続する地元飯塚の篠原睦も優勝候補の一角を担う。

有吉辰也がSG2着の悔しさを晴らす

11月飯塚SG日本選手権で2着惜敗した地元飯塚の有吉辰也が、約一カ月後に迫るSS王座決定戦に向けて、勝ちにこだわる走りを見せる。現役最年長SG優勝がかかったSG日本選手権優勝戦では、ダッシュを決めて序盤でリードを広げたが、レース後半、佐藤励の追い上げに屈した。しかし3番手とは大きく差を広げており、好調さがうかがえる内容だった。飯塚NO.1として、2010年以来15年ぶりとなる4度目の開設記念タイトルを狙う。

圭一郎が2年ぶり大会制覇を狙う

23年大会の覇者で、大会3度の優勝を誇る浜松の鈴木圭一郎は直前のGIIオートレースメモリアルで優出7着。3連勝で勝ち上がった内容は申し分なく、競走タイムも変わらず出ており、あとは整備で正解を出すだけだ。

直前グレード覇者・ベテラン永井大介にも注目

直前の川口GIIオートレースメモリアルで青山周平の攻めを守り切り、優勝を飾った永井大介にも注目したい。GI優勝26回を誇るベテランだが、飯塚のGI開設記念は勝っていない。1節前の飯塚SG日本選手権も優出(8着)しており、優勝でリズムアップが図れた今なら怖い存在となりそうだ。

地元勢・荒尾聡、長田稚也、岩見貴史ら奮闘に期待

他にも地元飯塚で勝負強さを発揮する荒尾聡や、若きエースとして期待される長田稚也、軽快な攻めが魅力の岩見貴史など地元勢の奮闘が見られそうだ。他地区からも川口の佐藤摩弥、中村雅人、加賀谷建明、伊勢崎の早川清太郎、松本康、浜松の佐藤貴也、山陽の松尾啓史、佐々木啓といったS級トップランクの選手の参戦により、激戦が期待される。

栗原佳祐、福岡鷹、浅倉樹良ら若手有望株も参戦

注目の若手からは、36期エースの浜松の栗原佳祐が落車のダメージから復活し、スピードあふれる走りが戻ってきた。37期からも飯塚の福岡鷹、伊勢崎の浅倉樹良が参戦。残り少ない2級車での戦いで、どこまで食い込めるか注目だ。

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