オーバーミッドナイトオートレース（飯塚・10/18～20）【展望】をアップしました

次回の飯塚オーバーミッドナイトオートレースは、10月18日～20日の3日制で開催される。

地元のトップレーサー有吉辰也と篠原睦が登場する。レース巧者の有吉は、内外自在のハンドルワークに定評がある。今年7月13日の山陽G2小林啓二杯（優勝戦）で落車負傷。約2カ月半後の復帰戦では3戦2勝を挙げたが、優勝戦は6着に敗退した。今月末から飯塚で開幕する、SG日本選手権オートレースに向けて最終調整に入る。

抜群の状態をキープしている篠原は、前節の飯塚オーバーミッドナイトで今年8度目の優勝（3連勝のパーフェクト）を決めた。持ち味の速攻力を駆使して2節連続Vを目指す。その篠原には及ばなかったが、同じくS級の岩見貴史も前節優勝戦2着と上昇ムード。さらにマシンのレベルアップを図り、本来のパフォーマンスを発揮する。

潜在能力の高さで注目される、37期生の福岡鷹からも目が離せない。2級車の特性を生かしたアウト全速戦で勝負に挑む。快速派の瀧下隼平を筆頭に石本圭耶、別府敬剛、久門徹、田中茂、桝崎陽介、辻大樹、越智尚寿は、A級ながら主力クラスの活躍が見込める。石本は直前の山陽G2若獅子杯争奪戦で、念願のグレードレース初制覇を果たしている。一発力を秘める松尾隆広、阿部仁志、田中進、竹谷隆、田中正樹、井村淳一、牧瀬嘉葵、丹村司らも果敢な走りで見せ場を作る。