【日刊提供】北原岳哲は抜群のスタート力で優出目指す／山陽

35期の北原岳哲（29＝飯塚）がスタートで先頭を奪取し、そのまま押し切った。

準々決勝戦A 9Rで3番車の北原は、スタートで10メートル前の村田光希をインからとらえてトップに躍り出ると、食い下がる村田に隙を与えず6周回を逃げ切った。

「下周りを根本的にやってみたら反応が出ました。スタートは切れていますが、跳ねがあって乗りづらかったです。このままでは（準決勝戦は）足りないので、もう少しセッティングで上積みしたいですね。タイヤは他の人の話を聞いて当ててみた初乗りのものが良かった。このままで行きます」。

走破タイムも縮めており、機力は良化している。昨年2月の当大会も準決勝戦まで進んだが7着で敗退している。抜群のスタート力を武器に今度こそ優出を目指す。